「完全教祖マニュアル」〜あなたも教祖になろう!〜
今日は本を紹介しようと思う。その名も「完全教祖マニュアル」
いかにも胡散臭そうなタイトルの本だ。
内容としてはブッダやキリスト、ムハンマドといった教祖を皮肉りつつ宗教の実態を大真面目に解説したものになる。普通に勉強になった。
この本の面白いのは「教祖になるにはどうすればいいの?」と言う疑問に答えているところだ。
教祖とは?
•何か言う人
•それを信じる人
この二つが教祖の成立条件だ。
言ってみれば芸能人やアイドル、インフルエンサーも教祖と言っていいだろう。
教えを作ろう
ポイントは「反社会的な教えを作ることだ」と著者は言う。
社会の価値基準が常に正しいとは限らない。例えばキリストの時代では売春婦や徴税人は穢れた職業だと考えられていた。彼らを差別することが「社会的である」ということだったのだ。
逆に言うと、売春婦や徴税人に手を差し伸べることが反社会的な行動だったのだ。
教祖の役割は
•社会的な基準で救われない人を見つける
•そう言った人たちを反社会的な教義で救う
この二つだ。
布教しよう
教えができたらいよいよ信者を増やそう。
この本ではご丁寧に布教の仕方まで教えてくれている。
まとめ
完全教祖マニュアルといういかにも怪しそうな名前だが、宗教とは何かを皮肉たっぷりに解説している本だ。
読み物としても非常に面白かったし、実生活で影響力をつけたいと考えてる人の参考になるのではないだろうか。
したにリンクを貼っておくので興味がある方は買ってみて欲しい。世界の見え方が変わること間違いなしだ。
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