マスクの選び方・使い方
マスクは
・フィルター性能が保証されていて、
自分の顔に合った
(隙間ができない,不快感を感じにくい)
マスクを選ぶ。
・隙間ができない様につける。
・衛生面に気をつけた取り扱いをする。
物だと思っています。
道具は
正しく選び
正しく使って役に立つ物
間違った選び方や
間違った使い方は
役に立たなかったり、使いにくかったり、危険な時もある
極端な例かもしれないが、
りんごの皮をむくために
汚れた
30㎝の刺身包丁を選び
刃の中程を持って使う人はいない
○フィルター性能について
・全国マスク工業会会員か信頼できるメーカーの物
・微粒子(0.1μ)95%以上カットする物
(PFE95%以上)
○自分の顔に合ったについて
・つけた時に、特に鼻の横,ほほ,顎下からの漏れがない物
・息苦しさを感じにくい物
・唇に当たると不快感を感じることが多いので
唇に当たりにくい物
・気温が高い時は顔をおおう面積が大きいと暑く感じやすいので
気温が高い時は面積が小さめな物
・ゴム部分の長さは調整用具もあるので緩くない様に調整する
耳が痛くなる場合は後頭部で引っ張るものもある(100均にもあり)
・ノーズフィッターは色々な材質の物があり、
付いている場所も
マスク上部ギリギリだったりマスク上部から離れていたり
中心部からずれていたり等色々あるので
鼻の横に隙間ができない物を選ぶ
※漏れやすいのは鼻横なので、
鼻横から漏れが極力少ないものを選ぶことは超大事
・顔の形は千差万別なので、人によって合うマスクは違う
色々試して自分に合った物を探す
○隙間ができない様につけるについて
・ノーズフィッターはつける前に鼻の形に合う様にW型に折って
つけてからも鼻の横に隙間ができない様に形を整える
つけていても伸びてこない物を選ぶ
メガネの鼻当てで隙間ができない様におさえる
(冬場でもメガネが曇らない様に押さえる)
又は、アルミの形状保持テープ等を使う
出来るだけ頻繁に確認と調整をする
※もれの大部分は鼻横なので、ここは最も気をつける
・ほほ部分はどう調整しても隙間ができる物があるので
ほほ部分の隙間ができない物を選ぶ
・顎下はプリーツ等なら十分に広げて顎下をおおう
顎下に隙間ができない物を選ぶ
・漏れのチェックをする
自分は細く切ったティッシュを一枚にした物と
電子タバコ(ニコチンを含まない物)で漏れのテストをしている
自分にあったマスクだと目に見える漏れは0にできる
○衛生面に気をつけた取り扱いについて
・手指を清潔にしてから、取り出し、つける
・できればマスクの内側になる顔部分を清潔にしてから着ける
・つけている時,外す時、位置を直す時
マスクのフィルター部分には触らない※1
・できれば袋に入れて、無理なら表側を内側に折って捨てる
・再度使うマスクを外したら
清潔な物の上に表を上にして置くか
マスク専用の袋に入れる※2
(袋の再使用はしない)※3
・あごマスクはあご下に付いてる物がマスク内側に付く可能性がある
耳ゴムが伸び密着性をそこなう可能性がある
※1
マスクの表にはウイルス等が付いている可能性があるので
マスクの表面をつまんでマスクの位置を直すなどはしない
フチ部分を持ってなおす
※2
マスクの表にはウイルス等が付いている可能性があるので
ポケットに入れる,手で掴むなどはしない
(マスクの表側にココアパウダーが付いているイメージ)
※3
マスクの表にはウイルス等が付いている可能性があるので
袋の内側にウイルス等が付く可能性がある
再利用すると、それがマスクの内側に付く可能性がある
参考
・マスクの品格
大西一成
聖路加国際大学, 専門職大学院公衆衛生学研究科(公衆衛生大学院), 准教授
・感染症時代のマスクの教科書 的確に選んで、正しくつける
飯田裕貴子 株式会社環境管理センターアスベスト対策事業部技術部長
※上記では触れなかったが
・濡れると捕集力は落ちる
真っ当なマスクは撥水加工もしてあるので
吐息ではマスクの内側に小さな水玉が多数できる程度
万一、撥水されなかった場合はマスクの交換が必要
・換気や空気清浄のレベルが確認できない屋内(電車,劇場も含む)や
屋内外問わず人と2m以内で会話する時
高リスク者が多い病院内は
マスクを着ける
(ダイヤモンドプリンセス号の空調で隣の部屋からのエアロゾルで感染した例
屋外ですれ違っただけで感染が広がった
2022年8月中国重慶市の例もあるが、、、)