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俺疲、友疲、カブ甘

荷物が届く予定で昼ごろ新居へ、お昼ご飯はもちろんマクドナルドである。
入院中どうしても味の濃いものが食べたく、退院後すぐに駆け込んだのはマクドナルド、ありゃあ沁みたね、塩っ気がね、あっさりした味に飼い慣らされた舌にはビシッときた、体びっくり、胃もたれしたのはもはや懐かしきあの日、もう胃もたれなんてしない。
どんな季節商品が出ようとも、空や海が割れたとしても、こちとらダブルチーズバーガーセット一択、パンで肉を挟んでくれていつもありがとう、着実に太らせてくれてありがとう、エコのことを考えて紙ストローにしてくれてありがとう、あ、もちろん皮肉。
ガスの開栓の立ち会い、ソファやベッド、暖房器具など届く。
とても疲弊、何もない部屋でただ、荷物を待つというのは結構消耗するもんだな、と思う。

母が育てた大根とカブを、疲弊している友人に差し入れ、お互いに労い合う。
母は実家のある遠方で畑をやっており、そこは祖母から譲り受けた畑なのだが、1ヶ月に1回くらい様子を見に行き、それ以外は水やり含めて天まかせ、ほうっておく、というスタイルで野菜を作っている。
今回も大根を50本、カブを30個抜きまくって帰ってきた。
疲れているはずなのに帰宅後は孫が来た時に喜ばせようと手品の練習をしたり、彼女の生命力には驚かされてばかりである、多分塩酸飲んでもぴんぴんしてると思う、うわ、親に塩酸飲ませる想像なんて絶対したらあかん、お白湯でも飲み。

早寝を心がけてはいるが眠りの質が悪く疲れが取れない、と思っていたが今日はなぜかぐっすり、9時間連続睡眠はひさしぶりである。

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