愛する努力は難しくない

今回のライブでは、

・ジミンちゃんの｢もう二度こんなライブはしたくない｣
・ナムのあくび
・ジンくんの｢愛する努力を続けていく｣

と、armyをざわざわさせる要素が多かったように感じる。ただ、これらが全てマイナスの意味合いを持つかと言われればそうとは限らない、と私は思う。(私がポジティブに捉えすぎているだけかもしれないが)

ジミンちゃんのメントについては別で書いているので、気になる方はそちらを見て欲しい。今回はマシュマロでもいただいた、ジンくんの｢愛する努力｣について考えてみたい。

これを聞いて私は特別悲しい気持ちにはならなかった。
そりゃそうだ、と思ったからだ。
但し、この言葉を聞いて｢努力しないと続かない程度の気持ちなんだ｣と考えてしまった方の気持ちもよくわかる。なので、そう思ってしまうこと自体が悪いこと、悲しいことだとは思わないで欲しい。それも大事なあなたの気持ちなのだから。

さて、この｢愛する努力｣問題だが、何故私が、

それはそう(◜‧̮◝ )

と思ったかというと、まさに今、私はバンタンを｢好きでい続ける努力｣をしているからだ。

例えば、YouTubeを見る、Twitterの投稿見る、Weverseを見る、グッズを買う、オンラインコンサートのチケットを買う·····etc。

全部とは言わずとも、皆どれかはやっているのではないだろうか。

｢日常生活の時間を削って｣
｢わざわざ｣
｢彼らの情報を追うために｣

そして有難いことにSNSなどの媒体を覗けば、見たことの無い目新しいキラキラした彼らが常にそこにいる。私達が普段している｢推し活｣こそが多かれ少なかれ、個人の努力によって成り立っているのだと、私は考えている。

今回のこの言葉に心を痛めた方は、

努力＝ダイエットや勉強のように自分を押し殺して我慢してでも頑張らないといけないもの

と捉えてしまった方が多い気がしている。好きなもののために厭わない努力というものも、実は存在しているのだと思うと、少しだけこの言葉の見方が変わってくるのではないだろうか。

では、これをバンタン側で考えてみる。僕達はarmyのファンです、と公言してくれている彼らが私達と同じように｢推し活｣をしているとしたら。

·····正直、私だったら好きでい続けられない気がする。
(その理由については明言を避けさせていただく)

この変わりゆくファンダムの有様を約8年見続けてきた彼らが、デビューから変わらずにarmyを愛し続けてくれているのは、ひとえに彼らの｢愛する努力｣の賜物ではないだろうか。

また、この｢愛する努力｣の和訳だが、翻訳垢さんたちが翻訳してくださっているものを見ると

｢この愛する気持ちが変わらないよう、本当に一生懸命努力していきます。｣

という訳し方が多かった。
更に、このメントの中でジンくんは少なくとも3回は｢armyサランヘ｣と言っていたと記憶している。(違ったらごめんね)
頑張って｢愛する努力｣をしないといけないような人が、こんなに沢山の愛してる、を言うだろうか。

彼らの言う｢愛する努力｣というのはもしかすると、

・彼らがデビューして初めてのファンミに集まってくれたファンを見た時の気持ち
・初めての公演前に彼らに大きな声で声援を送るファンの声を舞台袖で聞いた時の気持ち
・言われのない批判を浴びたときにそれでも見限らずに彼らを擁護し続けたファンの存在を知った時の気持ち

そういう｢初心を忘れない努力｣の意味も込められていたのかもしれない。そして具体的には、

・どれだけ有名になろうと、やるべき事は手を抜かずにやること
・自分達が何のためにステージに立ち続けるのか、その本質を見失わないようにすること

というようなことが、彼らの言う｢愛する努力｣なのではないかと、私は考える。

私達イルアミと、7人は普段使っている言語が違う。
私を含めた多くのイルアミは、誰かのフィルターを通した言葉でしか彼らの言葉を理解することが出来ない。それはつまり、その言葉に隠された背景を見つけていく努力を、常にし続けなれければいけないということなのだ。勿論、自分の都合よく解釈してしまう危険性があることは忘れてはいけない。

それでもきっと、彼らが発する言葉達には必ず私達への愛が溢れていると思ってしまうのは、やはり私が少しだけポジティブすぎるせいなのかもしれない·····笑