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栞を挟んで時間を越えるような文を書きたい

さっきsoarで、shin5さんの記事を読んだ。ずっとtwitterでフォローはしていたけれど、こんな12年間だったんだと始めて知ることばかりだった。昨日の夜、記事の存在を知ったんだけど、長文を読む元気がなくてブックマークをしていた。文庫本に、栞を挟むように。

その場ですぐに消費・消化してしまえる記事は、読んでいても、自分も書いていても、虚しくなる。きっと同単価で、誰もが書ける文章なんだろうと思ってしまう。代わりに誰でも書ける文章。私が目指すのはそこではないし、できる限り読み手としてそんな記事を消費するのもやめたいと思っている。○○すべき5つのこと!みたいなキャッチーな記事を書いていたときもあったのだけれど。違うんだよなぁ。読んで、染み渡って、賞味期限がない言葉を綴りたいんだよなぁと思う。すぐに役立たなくていい。どこかの隅っこに残っていて、あの人、あぁ言ってたなぁがいつか誰かの背中を押せたらいい。

どんな媒体であろうと、栞を挟んで、時間を越えててでも読みたいと思う文章。じっくり言葉を咀嚼すればするほど、あぁこの方はこんな人なんだろうなぁと伝わってくる文章。そんな文章を書いていけるように、もっと視野を広げて、もっと掘り下げて、いかなければいけないな。誰のためでなく、ここに生きる自分のために。5分間日記でなんとか生きながらえている場合ではない(笑)でも諦めずに、一歩進む自分を愛して。

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