憧れるのはやめましょう

大谷さんはすごいなぁ。努力の果てに、世界で輝いている。
憧れるのはやめましょう。
うん、だって今、憧れはすぐそばにある。
長男がまだ小さい頃、次男が生まれるまだ前のこと。ある保育施設を知った。
多国籍のシェアハウスから始まり、育児もシェアしようという思想から始まった保育施設。いつの間にかモンテッソーリを取り入れてぐっと魅力を増していた。
ネット上の憧れの園。
いつか、いつか育児が落ち着いたら。
いつか、こんな園で…。
ずっと画面越しに恋焦がれていた場所。安定をとって、安パイをとって、違う近所の施設に申し込んだものの断られ、勢いでコンタクトを取ったら。
まさかの見学に行けた!そしてインターンに漕ぎ着けた!
なんと今私はそこで働いている(なおボランティア笑)
せっかく憧れの場所に来れたのだから。言い訳せずに、没頭しろ。これ以上踏み込むのが怖いとかじゃなくて、すすめ進め進むしかないんだから。
これを失ったら憧れはある?憧れにちょっと触れているのに満足するんじゃなくて
憧れに「いる」「真ん中にちゃんといる」自分を逃げずに目指すんだ。
壊せ壊せ壊せ自分を。石橋を叩いて渡らないといわせしめた自分を。
わたれ渡れわたれ。どんどん足を踏み鳴らしながら渡らなきゃ。
大丈夫、私は強くなれているよ。自分を好きになれているよ。
数年前の自分では想像もできないくらいに、自分を許すことができているよ。
かきむしって抜こうとした髪の毛も、ぶん投げたおもちゃもちゃんと片付けて、ちゃんと言葉にしながら前に向かって進んでいるよ。
偉大なる息子たちの成長と、ずっと一緒にいる夫のおかげだね。

憧れの家族海外旅行にも行った(タイ)海外で働く友人にも会えた。
息子たちの野球の付き添いもなんだかんだ頑張って楽しめている。
そして憧れの場所で働けている。
言い訳待ったなし。すすめ。蓄えろ。がむしゃらに。すすめ。
目一杯の挑戦をさせてもらっている。自分の努力と、パパの愛と、神様のおかげだ。手を抜くな。今しかやる時ないだろ。

大丈夫、私は「暇」に愛し愛されてきたから。
ミスチルの歌詞をノートにひたすら書いてまとめていたあの頃。小説を書いていたあの頃。寝転がって山梨のドラマ再放送を2本もみていたあの頃。冷たくて気持ちいいと実家の廊下に肌をくっつけて寝転がっていたあの頃。従兄弟とテープにアカペラをハモって録音していたあの頃。荒川でくだらないゲームと秘密基地を作っていたあの頃。暇で暇でしょうもないことに全力委ねていたあの頃。
あの頃の余白が、暇が、ちょっとの罪悪感を焦燥感が、今の私に繋がっているんだ。
暇が憧れに繋がった。ずっと届かないと思うところにも、案外いける。
思ってもいなかった時に。
いけ。自分を自分で押していくぞ。いくんだ、行けって、ぐっと押していく。
 THISISUS。 THISIS ME。

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