ほんの5分の日記を書く余裕をいつも
宇宙飛行士の野口聡一さんが、先日6時間に及ぶ船外活動を終え、今回のミッションにおける船外活動を終えたという。野口さんが船外活動をするのは15年ぶりらしいけれど、今回のミッションで日本人の総船外活動時間を更新したとか。
ISS(国際宇宙ステーション)は1日で地球を約16周するらしい。活動している動画を見ている限り、宇宙飛行士の足の下で輝く地球はずっと変わりないもので、そんなすごい速さで移動しているなんて毛頭思えない。どんな体感なんだろう、速さを感じるのだろうか。それとも、そのスピードに、身体が慣れていくのだろうか。
長男の卒園を間近にして、ここ一ヶ月くらいは急スピードで謝恩会の準備が進んでいた。「これならできる」と思って突っ込んでいった作業が、他の人との兼ね合いでどんどんタスクが増え苦しくなる現象は、ADDの私にとって人生の友達のような存在。わかっちゃいるのに繰り返してしまうのだよね。1度経験しないと全くダメで、1度経験したら、少しはマシになる程度。
自分の中のバランスと、周囲とのバランスを同時に保つのは難しくて。
整えて、保って、向き合って、挑戦していく。自分の中身のバランスをとれるのは自分しかいなくて。
一方で、周囲の意見や環境は、私にはどうやったって変えられないもの。
だから、変えられないものを変えようとすることにエネルギーを費やすんじゃなく、変えられる自分自身の中のバランスを変えていくしかない。
ISSで地球を回る宇宙飛行士のように、スピードに慣れていくしかない。
あっという間で、別れを惜しむ暇もなくて、気持ちの焦りや不安が育児にもろに出る。私はより一層、この本末転倒さが際立つ。
少しづつ、上手く見通せるといいな自分自身を。
地球の周りだって、よくわかんない惑星の周りだって、慣れていけるように。
少しづつ、少しづつ。