歳を追うごとに自分を嫌いになっていくーあおあしで泣いたー

社会で第一線で活躍している人が同世代となり、どんどん時代が変わっていく。
大学を卒業してからもう12年、あの頃思い描いてたワクワクした未来は、責任を持たずに自分を過大評価していたなと俯瞰してみるようになった今日のごろ。

インタビュー記事で、活躍している女性が「今が一番自分らしい」「歳を重ねることに自分を好きになった」みたいな答えを見るのが辛い。私はどんどん気分が嫌いになっていく。だからこそ、生きるためにこんな自分を受け止めていけないんだと思う気持ちも強くなった。

サッカー漫画あおあしをアマプラで一気見にした。
疲れと、アルコールも相まって1人でオンオン泣いた。
特に、上京の話は涙なしでは見られない。
自分のあの頃の気持ちと、母となって息子を送り出す気持ち。
あしとはまだ、親のためにの気持ちがあるのが偉い。
あの頃の私なんて、なんて浅はかだったのだろう。

だからこそ、やりたいのまま突っ走った私を許してくれた両親に感謝しかないし、結婚・育児でそこから離れた時にお父さんにポロッと言われた一言が今も胸にある。
「もう、いいの?」
って。

それだけ。
少し寂しそうに、それだけ言ったお父さんの姿がもう何年もずっとずっと私を刺してる。
兄の活躍を嬉しそうに語るお父さんに、申し訳なさでいっぱいになる。
もう30も半ばを近づいて、そんな感情も抱かなくていいのはわかっているのだけれど、でもどうしようもないものなんだ。
申し訳ないし、喜ばせたい。
英語が得意な私を、お金ない中留学させてくれた。
英語ができるって、誇りだったに違いない。
ごめんね。

歳を追うごとに、どんどん自分のことが嫌いになっていく。
自分の歴史も自分がしてきたことも、どんどん嫌悪感が出てきて、なんであの時・・どうしてあんな風に・・・。
そう思うことばっかりで嫌になる。
でも、死ねない。
だったら、生きるために受け入れていくしかないし、もう、進むしかないっていうギリギリで藁にもすがる思いで今この時、今日、今週、を頑張っている気がする。

時間的には、育児はすごく楽になったのだけれど、その分、考える時間も行動しなきゃいけない時間もできてしまった。
やってみるしかない、とにかく、今年はそうなんだ。
やってみるしかない。
責任も十分に感じられる、自分の能力の低さなんて痛いほどよくわかってる。
でも、やらなきゃ、生きれないと思う。
恐れず、やらなきゃ、ダメなんだと思う。

やりきった失敗で、自信にしていきたい。


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