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【毒親】思春期、反抗期は許さない親。

これはうちの親が思春期、反抗期に対する正しい理解がないため、

ただなんとなく、

『子供は親に逆らう時期があるらしい』

程度の認知しかない為、そんなわがままはウチでは許さないと口を酸っぱくして言われておりました。

反抗期=ワガママではないだろう。と子供ながらに思っていましたが、わざわざそれ自体に反抗するでもなく日々を過ごしておりました。

毒親VS子供【心の変化】

とはいえ、成長というものは誰にでもやってきます。

好きな人ができた。

初めて友人と遠出してみたくなった。

いわゆる自立心の目覚めです。

好きな人なんて絶対作ってはだめだと言われていたし、そもそも親の言う【駄目】には全く理由がない力技なのも疑問。

『親がダメと言ったらダメなんだ!』の一点張り。

まあこんな親なので、他人と付き合いでもしたらその他人をどんな目に合わせるかもわからない。

私は、将来恋人ができても絶対親には言わないと心に誓っていました。

実際今まで付き合った人には、ここに書いているような親の話などは一切していませんし、そもそもどこから説明していいかもわかりません。


毒親VS子供【体の変化】

親は絶対的に正しいと思っていた私でさえ憤りを感じる程不快なことがおきました。

それは私は中学生の頃、ブラジャーを祖母に買ってもらった夜、

祖母は父に『この子ブラジャーするようになってん。』と報告しました。

祖母は父になんでもかんでも報告します。

父は『どんなんか見てやる』といい、私の服を思いっきりめくり、ブラジャーを確認してきたのです。

『こういうのやったら子供らしくていいわ。スケベな奴はあかんで。』

とかそんなことを言っていたような気がします。

父は下心とかそういう感情ではなく、常日頃口癖のように言う

『俺の子だから、どうしようが俺の勝手だ』

という言葉を地で行ってるのです。

私が成人してからも平気で風呂を開けてきて、

『まだ入ってんのか?一緒に入ったろうか?』とずっと中にいる事も多く、

私はお湯が透けない乳白色タイプの入浴剤を欠かさず入れ、いつも静かなる反抗をしていたのです。

デリカシーのない親。プライベートのない私。

同じく中学生の頃、私に体の変化、陰毛が生え始めました。

親の人形である私は、下着も全て祖母が履かせるので、祖母はその体の変化にすぐ気付きました。

祖母は私の成長を感動していました。


そこまではよかったのです。

祖母が夜、当たり前のように父に私の陰毛のことを報告しました。

そうすると父は、『ほんまか!!確認してやる。』

と、私の下着に手を突っ込んできて乱暴に撫でまわしました。

正直、気持ち悪さもあるし、

何より私は親に『人間』として扱われていないと強く感じ、

屈辱的で泣きそうになりました。

父は『ほんまや!生えとるわ!!子供のくせに一丁前に!!』

と笑っていました。

私は一体なんだと思われてるんでしょう。


この人達を殺さないと、私は一生幸せにはなれないんじゃないか、自分を取り戻せないんじゃないか、と今でも思うことがあります。

















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ざき
自分には何ができるのか、色々な仕事に就きましたが、いずれは執筆だけで生きていこうと思っているしがないライターです。