留学「前」奮闘記
とりあえず、記録しなくちゃ…!!と思ってInstagramを始めたものの、食べ物の写真ばかりで食べたもの記録になりつつある今日この頃。
県推薦のレポートでは自分の思っていることを思う存分記録できないぞ、ということに気づき、あわててnoteを登録した。
試験前1週間を切っているのに何をしているのだろう、、、
そんなこんなで、今回はメキシコ留学を決める前のお話。
本当はメキシコ留学を決めた経緯について話そうと思っていたけれど、書いているうちにどちらかというと留学するために奮闘していた頃のお話になってしまった^^
おそらくわたしは、留学するにおいてかなーり少数の類に属する。
以下がわたしのステータス
・教育学部(高校国語教免を取得予定、教職課程履修中)
・英語は大学の留学基準を下回る
・留学支援グループ等には無所属
(↑そもそも参加するために必要な英語力がない)
実際、わたしの周りには留学支援グループで金銭面の援助をもらって海外渡航をしている人や学部的に単位互換がしやすい人が留学をしている、という感じだった。
現実的な問題として、自分の興味関心だけで決めるというのは無理がある。特に金銭面。私の家庭も裕福ではないので、なるべくお金がかからない方法で海外に行きたいと思っていた。
そして留学へのやる気と動機は十二分にある自信だけはあったので、応募時の語学要件のハードルがなるべく低いものを探すことにした^^
ということで当時検討していたのはこの2つ。
①大学の協定校との交換留学制度(スペイン語圏)
②日本語パートナーズ(東南アジア)
当初は日墨研修の存在を知らなかったため、この2つで確か検討していたはず。
そして金銭面・語学要件から考えると、言わずもがな「②日本語パートナーズ」の大勝利。
詳細の金銭面は、
①交換留学
スペインに行く場合、年間を通して150万。
奨学金JASSO給付型の申請が通ると自己負担額は60万(航空券代含む)
8か月の留学の場合、学費は日本の大学(所属している大学)に払わなけ
ればならないので、+53万。
②日本語パートナーズ
渡航前の研修会の交通費支給、渡航費全額支給・生活費支給、インターン
なのでお給料ももらえる。
国公立は休学の際お金がかからないので、1年休学しても0円。
(ただし、休学のタイミングは教育実習もあるので要相談)
※日本にいない間のアパートは、A.更に安い賃貸への引っ越し(実家が遠いので実家へ引っ越しするのは無理があった)か、B.そのまま現在のアパートの契約を継続するかのどちらかだったが、
A.一年間にかかる家賃の総額≒ B.引っ越し第+安い家賃の総額
だったので、そのままアパートを契約することになっていた。これは幸いにも両親が負担してくれた。(家賃1年分 : 約60万)
金銭面から考えると日本語パートナーズでも良いと思っていたが、
・ぶっちゃけ将来仕事で行けそう
・大学の日本語教室サークルや同年代の留学生と交流するにあたって「第2言語を学びに来た外国人として生活する」必要性を感じていた
という訳で、「海外で日本語を教える」というのは、「今じゃない」という感覚があった。
そこでわたしの耳に入ってきたのが、「日墨研修」である。留学の情報収集をしていたわたしはもちろん、スペイン語の先生に一目散に授業後質問しにいった。
なんとその研修では、授業料・渡航費・1年間の生活費支給、そして休学扱い、その上語学要件よりも動機や計画性が重視されるというお話…!!
そしてそのプログラムの先輩には、留学先の語学学校で学びつつ、日本語学校でインターンをしていた人もいると聞いた。
こんなにわたしにぴったりな留学プログラムはない!!そう確信した。
それからはねらいを「日墨研修」に定め、3年生からの留学に備えることにした。
ここまでかかった期間は約4か月程度。案外短かったかもしれないが、この期間何度も学生プラザを顔と名前を覚えられるまで足しげく通い、同じく教育学部学生支援室にも本当にこれで教免が無事とれるかどうか、休学の際にかかる手続きや休学のタイミング、現在もらっている貸与奨学金について何度も聞きに行った。
そして履修上一番のネックだったのが教職課程である。もともと留学先でやりたいこととの関係上、できるだけ長い期間留学をしたいと思っていた。
すると、交換留学プログラムを利用した長期留学では、教職課程は単位互換が存在しないため、5年間大学に在籍することになる。1年余分に53万を払わなければならないのである。
両親からは4年分の学費しかないと言われているので、53万は奨学金から出さなければならない。さすがにしんどい…。
最終的にはスペイン語の先生が授業でポロっといった発言が決定打になったのだが、メキシコ渡航を決めるまでに大変苦労したのは言うまでもない。
おそらくわたしのように、あまり留学に寛容ではない学部に所属していたり、教職課程がネックになっている人もいるのではないかと思う。わたし自身知らなかったことも様々あったので、ここに共有しておく:)
わたしの留学前奮闘記が誰かの参考になりますように。
読んでくれてありがとう。
Todo lo que puedes imaginar es real ;)