スイング創り ゴルフクラブの話 13
現代ゴルフの矛盾したクラブとスイング。どうすればうまくスイングできるかという事になって来ますが、シャローにする事によってドライバーは上手くスイング出来る様になってくるかもしれませんが、アイアンはその様になって来ないという事です。
さらに付け加えるなら、軽くヘッドを感じ難いクラブをシャローにするのはとても困難な事だという事です。
ではどうしたらゴルフクラブがまともな動きになってくるかという事ですが、
1 クラブヘッドを重くする。 スイングウェイトをE0ぐらい
2 ドライバーの総重量を350gぐらいにする。
3 シャフトを柔らかくする。難しですが柔らかく感じる程度としかいえないです
4 ヘッドを小さくする。
こんな感じになって来ます。この他にもまだありますが、この組み合わせでクラブを作ります。ヘッドスピードやパワーによって変わって来ますが、シャフトが固くてヘッドバランスが重たければ、それなりにしなるので柔らかく感じます。それでも良いので、重くて柔らかい感じのゴルフクラブを使用しないと、スイングがとても難しいものになってしまうと思って欲しいです。
重たいクラブは18Hもたないとか、手首や肘を怪我すると言った事も確かに考えられます。さらに言うと、現代のクラブに逆行している様に感じますが、逆行しています。
ゴルフクラブというのは、ゴルフの歴史の中で進化して来たはずですが、誰が何のために進化させたのかを考えてみてください。
ゴルフクラブはプロゴルファーの為にある訳では有りません。ゴルフを楽しむ世界中のゴルファーの為にあります。
より優しく簡単にする為に進化して来たはずですが、それがゴルフを難しくしてしまった気がします。