スイング創り ゴルフクラブの話 11
前回ゴルフクラブが軽くなり本来なら早く振れる様になったはずなのに、実際にはあまり早く振れる様にはなっていないのと、降りにくくなってしまったという事です。
ここで例えの説明になります。分かりにくいかもしれませんが、軽い物を振るのと、重い物を振る。軽い物を投げるのと、重い物を投げる。
まずこんな感じでイメージしていただきたいのですが、
卓球のラケット、バトミントンのラケット、テニスのラケット、野球のバットなど道具を使うスポーツ。
卓球ボール、テニスボール、野球ボール、ソフトボール、ハンドボール、バレーボール、バスケットボール、サッカーボール、ボーリング球、砲丸投げの球など色々な球を使った球技があります。
これらの道具やボールを振ったり投げたりした時に、どの様な形だったら、パワーやスピードが上がるかを想像してみてください。もちろん技術的な事もありますが、単純に早いとか、パワーとか、遠くに投げるをイメージしてください。
まず軽い物を振る時、卓球やバトミントンのラケットは身体というより、腕や手首で、それも片手の方が早く振れるイメージになりますね。野球のバットだと身体を使い両手で振りますね。さすがに片手では早く、力強くは振れないですね。
軽い物を投げるイメージですが、これも同じ感じになって来ませんか?軽い物は片手の方が投げれますし、重いものは身体を使い両手で投げますね。野球ボールやテニスボールを投げる時なら片手になりなすが、バスケットボールやボーリング球なら両手で下投げになった方が遠くに投げれるイメージになりますね。
ここでゴルフクラブというのは軽いのか重いのかという事です。もちろん人によって変わって来ますし、感じ方も変わって来ます。ただ単純に考えればドライバーで300gぐらいなので500のペットボトルよりも軽いという事になります。缶ビールよりも軽いのです。
しかしながらゴルフクラブの構造がヘッド側に重さの配分があるのと、他のスポーツの道具よりも長いのでどうしても重く感じてしまうという事です。
実際には軽い物が重く感じる。軽い物を両手振らされるという感じです。
ここにゴルフの難しさがあると言っても過言では無いです。
次回に続く