![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50834786/rectangle_large_type_2_c05f7ed1ecaf982f5a1a0fd0df063956.jpeg?width=1200)
飛距離について 1
今回から飛距離について説明していきます。この飛距離ですが、全てのゴルファーが望むカテゴリーで、ゴルフは飛距離じゃ無いと言うゴルファーでも、ラウンド中にオーバードライブされると穏やかではいられなくなるのが、飛距離です。
動画や雑誌でも飛距離について投稿されると、再生数や売れ行きが良くなると言われます。それぐらいゴルファーにとっては飛距離は欲しく、負けたくないカテゴリーです。
飛距離を伸ばす為にYouTubeで研究したり、道具を変えたり、トレーニングしたりと色々な方法を試したりするのですが、なかなか簡単には飛距離が伸びないもの現実です。分かっているけど認めたくない部分もあるのが飛距離です。
では飛距離について考えていきましょう。
まず飛距離が決まる要素をいくつか上げてみます。
ヘッドスピード 速ければば飛ぶし、遅ければ飛ばない
ミート率 ボール初速÷ヘッドスピード 数値が高ければ飛ぶ
バックスピン量 多くても少なくてもダメ ドライバーで2000回転ぐらい
打ち出し角度 男子プロ12°〜14°ぐらい 高過ぎず低過ぎず
パワー効率 クラブヘッドのパワーをボールに伝えれるか(数値では計れない)
大体こんな感じといったとこです。
これらの要素が組み合わされて飛距離が決まってきます。どの要素の効率が悪くなっても最大飛距離を得る事は難しくなってきます。よく言われるのがヘッドスピードが速くてもスピン量が多いと飛ばないとか、ミート率が悪いと飛ばなとか言われます。しかし飛距離が決まる最大要素はヘッドスピードになります。遅いとさすがに飛ばないですから。
ではまずはヘッドスピードから考えていきます。
ヘッドスピードがどのくらい必要かになります。スコアから見て90台 80台 70台、目指すスコアがどのくらいかによって変わります。次によくプレーされるコースのヤーデージとプレーティで決まります。
6000Yのコースを70台でラウンドするのと7000Yのコースを70台でラウンドするのでは、全く別の競技に感じるぐらい変わってきます。必要飛距離も変わってきます。なので単純に速ければどのコースにでも対応できることにはなるのですが、さすがに人間には限界がありますから、誰でもヘッドスピードが50とかになるはずありません。基準としてはナイスショットをしてもパーオンできないホールが半分以上もあるなら、そのヘッドスピードでは遅いことになりますし、もしスコアのことだけを考えるならもっと前からプレーするか、コースを変えてもらう必要があります。
ヘッドスピードでどのくらい飛ぶのか計算ですが、大体(ヘッドスピード×5Y)ぐらいと言われます。もし40なら、(40×5Yで200Y)ぐらいになる計算です。もちろんここにはミート率やスピン量なども関係してきますから、確定ではありませんが、大体こんな感じです。
もし200Yの飛距離でしたら、400Yのコースはナイスショットを2回打てても届かないことになります。
なので自分の必要な飛距離を把握し、ヘッドスピードを把握してないと単純に飛ばしたい、ヘッドスピードを上げたいとなり、スイングを崩してしまいます。
ここで重要になってくるのが、飛距離は努力すれば必ず伸びます。しかし目的がはっきりしてないと、簡単なコツやワンポイントで飛ぶ気になってしまうので、スコアもスイングも壊してしまいます。しっかり目的を持って地道に伸ばさないといけないのです。
次回に続く