ドライバー上達編 7
大型化されて10年以上経ちますがなかなか慣れないです。ドライバーは以前と比べてもとても飛ぶ様になったとは感じにくいです。
世界のトッププロの平均飛距離はかなり伸びています。ドライバーの変化なのかボールの性能なのかは分かりませんが、道具としては飛ぶ様になったとは感じにくいです。
今の世界のプロはどう考えても身体が大きくなっていますし、筋トレしてパワーアップしてます。
筋力がないと飛ばせない道具になってしまったのかもしれませんね。
続きを書いて行きます。
ゴルフを始めて5年ぐらい経った頃に高反発と460CCの規制が入りサイズは決まりました。
私としてはその規制に対して何も感じませんでしたし、ルールはルールと気にもしませんでした。
飛距離に関しても前のモデルと比べても急激に落ちたとは感じませんでしたし、その時はサイズも気になりませんでした。ただコントロールが悪くなったと感じましたし、何故か打ち難くなったと感じていました。
この頃からゴルフクラブの重心距離と重心深度、慣性モーメントについてよく取り上げられるよになりフェースターンが難しくなったとか、アームローテーションを抑えてスイングする事が重要と言われる様になりました。
そしてドローボールでは戦えないから、フェードが必要と言われるよになりました。
世界的に見てもドローヒッターと言われる選手はいなくなっていきタイガー、アニーエルス、ビジェイシン、レティーフグーセン、デビットデュバル選手など世界ランキングトップは皆フェードボールで試合を組み立てるよになっていました。
その時は私は何の事か理解はしていませんから、一生懸命にドローボールのコントロールを磨いていました。
何が振りにくかったのかは全く分かりませんでしたが、違和感がありインパクトで振りぬけない感じです。とにかくインパクトを合わせないとコントロールが効かない感じです。
まだヘッドが300CCぐらいまでの時は自分なりのインパクトポイントがあり、そこに集中して思い切り振っても曲がる事は少なくコース内におさまっていたのでドライバーは得意に思えていました。しかし大きくなるに連れてそれが難しく曲がりが大きくなってしまったのと、400CCを超えた頃からその感覚では全く通用しなくなってしまいました。インパクトポイントを決めて思い切り振るとどこかに飛んで行ってしまいました。
ドローイメージではどこに飛んで行くかが全く分かりませんでした。
なぜこの感覚で引っ掛けスライスになってしまうのかがとにかく理解出来ませんでした。
この頃からとにかくプッシュが止めれなくなってしまいました。止めようとしてもチーピンになるだけでドローは打てませんでした。フェードボールはコントロール出来ましたが、飛距離が出ないのでなんとも気持ち良くありません。
雑誌などでも最近のゴルフクラブは、フェースターンが難しいから、フェースターンやアームローテーションを抑えハンドファーストで振り抜きフェードが良いとかが出始めました。テークバックでフェースがボールを向き続けるシャットフェースが良いとかも出て来ました。
手やアームを使わず、ボディーターンで打つと安定すると言われました。
しかし私が練習して来た事とは真逆の感覚になってしまい出来ない事はありませんでしたが、とにかく飛距離が出せませんでした。腕を振らずに体だけを回転させる事はスイング感覚が出ませんでした。もう一つ問題だったのがアイアンとのマッチングが悪すぎました。傾斜地でのボディーターン感覚がどうしても違和感があり、ヒットできる気がしませんでした。傾斜地では体の動きを抑え、ほぼ腕だけでスイングする感覚がないとヒットと距離感がわかりませんでした。傾斜地で体を回転させて打つとボールにクラブが届く気がしませんでした。なので迷いましたが、結局以前のスイング感覚で練習をしていました。体の事は考えずアーム技術のレベルを上げコントロールと飛距離を両立させることに専念しました。
しかしどうやっても以前の感覚ではコントロールが効かず、フェアウェイにおさめるどころか、コース内におさめるのがやっとでした。
恐々振ることだけはやめようと思い思い切りスイングを心掛けていましたが、どんどん飛ばなくなってしまい250Yが精一杯でヘッドスピードも全く上がらなくなってしまいました。
そして何故か球が上がらなくなってしまいました。ドローボールを打とうとすればするほど低いフックになってしまいました。
ゴルフを初めて7〜8年経った頃に突然来たドライバーの不振。
何をやっても何ともならないスイング感覚。
何を取り組んで良いかわからない状況で考えたのが、道具選びでした。
次回に続く。
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