アメリカゴルフ挑戦 2
世界のゴルフツアーをもし回るとしたら、どうしても経済的負担が来ます。スポンサーを見つけ経費を負担してもらえるのでしたら少しは楽になりますが、もし自費でトライするとなったらとても大変な事になります。
スポーツ選手が世界に挑戦するとなった場合、日本で成績を出してそれからスポンサーがついて、スタッフを引き連れて挑戦して行くという事になります。そのスタッフの経費であったり、給料を支払わなければいけません。
マネージャー、通訳、トレイナー、食事、コーチ、キャディー、など全てバラバラで雇ってしまってはとてもじゃないですが、経費がかかり過ぎます。移動するだけでとても費用がかかります。
私達は全ての事を二人でやります。
私は英語が全く話せません。
言葉に関しては石塚プロが全て対応してます。
安いホテルを探し、食事は部屋で済まし、ゴルフ場も安いパブリックで練習します。これだけでだいぶ安く済みます。今回泊まっているホテルは一週間で一部屋400ドル税込これだいぶ安いです。ゴルフ場も1ラウンド18ドル安いです。
日本でプレーするよりはだいぶ安くつきます。もちろんこれ以外に経費はかかります。飛行機代、レンタカー代などかかります。
それでもわざわざアメリカに来て試合に臨むのかという事になります。
実はそんなに深い意味はありません。日本の試合でも良いような気はします。ただアメリカに挑戦してみたいとか、そんな感じです。
ただ今後の日本の男子プロゴルフというのは、厳しくなって来ます。試合数も減ると思いますし、ギャラリーも減るでしょう。女子プロゴルフはまだいいかも知れませんが、男子は厳しいでしょう。
理由は何となくです。見ていてそう思うだけです。
アメリカツアーは物凄い人気のあるスポーツとして見られています。
確かに見て見たい気がします。
ZOZOの試合が千葉で開催された時、ギャラリーが多くチケットが手に入らなくなりました。日本との試合に差があります。日本のゴルファーも世界のトップ選手を見たいと思っているという事です。
ここが改善されない限り日本のプロゴルフツアーは厳しくなって来ます。
今後日本ツアーはアジアツアーとなり、アジアとアメリカを行き来する選手が出て来て欲しい気がします。
ヨーロッパにはアメリカとを行き来する選手がいっぱいいます。その選手が帰って来れば見たくなりますし、アメリカでもヨーロッパの選手を見たいと思うゴルファーがいます。
日本も少しずつ変わらないと、きつい気がします。