ゴルフ上達編 9
アメリカに渡りゴルフのアカデミーに入りました。
ここでの一日のスケジュールが、朝8時にゴルフ場のレンジに集合。集合するゴルフ場は前もって分かっているのですが、聞かなければ朝行く時に聞けば何の問題もありません。
集合はしますが到着後各自練習開始です。プロもいますしすぐにレッスン開始です。
日本人が何名いたかというと、私みたいな感じで滞在している方は8名ほどなのですが、日本からゴルフ旅行で次々に訪れるので、15人ぐらいいました。
多い時は25名ほどになってました。
そこでレッスンを受けます。スイングレッスンを受けることもありますし、ショートゲームやパッティングも受けれます。
3時間ぐらい打ち込みます。体力がないととても打ってられないです。
理由はセントジョージの街は夏場の気温が40どぐらいになります。屋根がありませんから炎天下の中で練習になります。日焼けが半端ないので、長袖で練習している旅行者もいました。
湿気がないので乾燥がきつく感じます。暑いのですが、日本の暑さとはまた違った感じです。
それでも暑く喉が乾くので、水分をしっかりとりながら練習しないと危ないです。
午前中のレッスンが終わると食事になります。ゴルフ場で食べる時もありますし、外食しに出かける事もあります。
食べるものといえば、ハンバーガー、ピザ、ホットドック、タコス、ブリトー、などファストフードなどです。豪華な食事を取る時はバッフェにいきますが、値段が高いのでファストフードになります。最初はすぐに飽きましたが、慣れると毎日でも気にもしなくなります。
食事が終われば午後から18Hのラウンドになります。担ぎのラウンドになりますが、夏場の暑さがきつく私がいた時最高で50℃近くまでいきました。
ゴルフ場からもこんな暑い日にゴルフするの日本人ぐらいだと言われてました。
なので死なれたら困るからと、ゴルフ場によってはカートを無料で貸してくれました。ありがたかったです。
このラウンド中に課題に取り組んだり練習して回ってきます。誰もラウンドしてませんから自由に練習できました。4時間ぐらいでプロショップに戻れば良いので、どんな練習しても良かったです。
日本ではあり得ない環境です。
当時はそのありがたみが分からなかったので、何となくラウンドしてました。今思えばもっと出来ることがあったのにと思います。
この環境で1番良かったのが、あるゴルフ場が練習場を囲むようにコースがありそのうち3ホールが練習場とめんしていて、その3ホールをグルグルラウンドする事が出来ました。練習場でボールを打っていて良い感じが出来たり、気づく事があったらそのホールに人がいなければティーグランドに行って3ホール回ってレンジに戻り練習する事ができました。シーズンパスがあるのでプレー代がかからないので許されていました。
現地の方でも18Hきっちりラウンドする方はあまりいなかったと思います。
この練習が終わった後にハーフの試合に出場します。
リーグという試合なのですが、5、6人でチームを作りチーム戦をシーズン中戦います。ほぼ毎日どこかのゴルフ場で開催されてます。全てに参加するととても大変なのですが、ほぼ毎日出ていた気がします。アカデミーに所属していたので、アカデミーチームとして出場していたので、エントリー代やプレー代がかからなかったので毎日でも出れました。
どちらにしてもエントリー代とプレー代足しても10ドル〜15ドルぐらいです。それに軽食とドリンク付きでしたからメチャクチャ安い感じです。その日に優勝すればチームで50ドルぐらいはもらえるのでかなりお得というか、ゴルフするなら出ないと損です。何チーム参加していたかは覚えてませんが、かなり多かったです。現地の方は仕事帰りにリーグに参加する感じです。
サマータイムが有り、日が長い時は21時頃まで明るいので、19時スタートまでなら行けます。海外のゴルフのプレー時間ですが、何故か日本に比べるとはやいです。ハーフ1時間から、1時間30分では終われます。
それと毎週土日で必ず18Hの試合が行われていました。ユタ州で開催されていましたので参加しようと思えば全て出れましたし、それ以外にもユタアマチュア選手権や全米アマ予選、全米パブリック予選など試合が多くありました。プロの混ざる試合もあり、なのでほぼ毎日試合が開催されてる感じになります。
私たちはリーグと、毎週試合に出ていましたので、週4で試合に出場してました。
18Hの試合だと参加人数が多いので、優勝すると500ドルぐらいのゴルフ商品券がもらえました。プレー代として使っても良いですし、食事にも、ボールやゴルフ道具にしても良かったので、良い試合でした。
日本にもあれば良いのにと思いますが、日本はプレー代が高いので、人数が集まらないでしょうね。
とにかくこの環境は素晴らしいです。練習環境と試合が安く出来ます。
この環境で練習できたので上達は早かったと思います。
ちょっとした自慢ですが、ゴルフを始めて2年半後にはUSGAのハンディキャップが1にはなってました。
次回に続く。