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アーム派とボディー派

アーム派とボディー派について説明します

違いはボールを遠くに飛ばそうとするときの出力の違いです。コントロールすることには全く関係ないと思って下さい。よく雑誌や動画などにも取り上げられますが手を使うから曲がるとか、手打ちは飛ばないとか言われますが、連動性の問題なので、腕や手を全く使わなくてクラブを降ることは不可能だと思って下さい。腕や手を使ってないや、振ってない感覚という事は有りますが表現が難しいです。

なのでアーム派は良くないと思われがちなのですが、世界的に見ても半々だと思います。元々は、ゴルフクラブが扱いにくい物だったので、(パーシモン 糸巻きボール)その時代は練習量で技術を磨き、どちらかと言えばアーム派が多かったと思います。ボディー派もいたと思いますが少なかったでしょうね。しかし現代のゴルフクラブは軽くて長く丈夫いので、初心者の方でも意外と打ち易くなっていると思います。なのでボディー派でも直ぐに打てる、あてれます。私が初めた頃は体を使うや、腰を回しすぎると振り遅れてスライスが止めれない感じで、練習場で半年間、週に2〜3日練習してある程度体が抑えられスライスが出ない様にしないとコースに連れて行ってもらえない感じでしたが、今は4〜5回練習したらコースに出れる様になったなと思います。最近の大型ヘッドでゴルフを初めた方だとボディー派でもあまり苦労をしないので、半々ぐらいかなと思います。しかしながらプロの世界で見ると、どのゴルフクラブ世代から始めたかにもよりますが、若い世代のプレーヤーはボディー派が多く、中堅からベテランにかけてはアーム派が多い気がします。 

現代ゴルフではロングゲームはボディー派有利、ショートゲームはアーム派有利となります。なので若くて勢いのある若手はドライバーでガンガン飛ばしバーディーをとり、少しぐらいボギーになってもバーディー数で勝負、ショットの調子がいいときに勝つ。予選落ちは気にしないスタイル。しかし年齢とともに飛距離が落ちてきてセカンドの距離も残りだすので、パーオン率も下がりアプローチで凌がなくてはいけなくなるが、あまり得意ではないのでゴルフが難しくなっていきます。若手のボディー派によくある傾向です。

ベテランで今なお戦っている選手の中にアーム派が多いのは、アーム派の苦手とするドライバーを曲がりなりにも何とかコントロールをして、少ないパーオンやパー5でのアプローチによるバーディーで少ないバーディーを守るゴルフ。常にロングゲームに不安を抱えながらやって来たので、トラブルショットも得意で耐えるゴルフスタイル。アーム派でも飛距離の出る選手は大勢いますがコントロールが悪いので、ゴルフの組み立てはなかなか大変です。アプローチが得意です。

コースによっても得手 不得手は出ますが今のところ今回の全米オープンで勝ったデシャンボーを見るかぎり圧倒的に飛距離が有利で、ボディーを鍛え体をめいいっぱい使いゴルフクラブを振るスタイルのボディー派有利には間違い無いでしょう。

次回につづく


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