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京都のホテル宿泊記録(⑧ホテル・アンドルームス京都七条)
3カ月ぶりくらいのホテル宿泊記です。今年度も引続き京都出張の機会がありそうで、その際にはホテルに泊まって測量するルーティンは続けていきたいと思っています。
今年度の第一弾は、ホテル・アンドルームス京都七条。
「アンドルームス」はソラーレホテルアンドリゾーツという運営会社のブランドで、この「ソラーレ」というのは聞き馴染みが無くて「チサン」というホテル名を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。ソラーレは「チサン」をはじめとして、「ランプライトブックス」という本をコンセプトにしたホテルや「ロジワール」というリゾートホテルなど複数ブランドを運営するホテル運営会社で、「アンドルームス」はそのソラーレが手掛けるライフスタイルホテルのブランドとなっています。
以前、新大阪で周辺ホテルを見て回る機会があり、その際にアンドルームス新大阪の1階のお蕎麦屋さんでお昼を食べ、スタッフさんに客室を案内いただいたことがあり気になっていたので、今回京都店に泊まることにしました。
ホテルは京都駅から徒歩5,6分程度の場所、駅前という激戦区の立地のなかでは近くも遠くもない印象でホテル自体の差別化で勝負を迫られる場所です。
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宿泊当日は 京都駅近くで仕事が終わったのが20時頃、そこから軽く夕ご飯を食べて21時過ぎ頃にようやくチェックインでした。まずはエントランスから。木ルーバーが続くアプローチがホテルの到着を演出します。
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コンパクトなロビーは石のオブジェ兼ベンチと石積の壁が印象的で、隣のカフェ「Unir 京都店」と繋がっています。
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Unirというカフェが入っているのを知った時、めちゃくちゃテンションが上がりました。というのも、東山の方にある「The Unir」という旗艦店に訪れたことがあり、その店内内装とカフェラテに感動した記憶があったからです。その時の記事はこちらから。
このカフェでの朝ご飯を楽しみにしつつ、客室へ。と、その前に、客室へ向かうエレベーターを上がると不思議な光景が広がっていました。エレベーターホールに面した中庭の壁が枯山水の庭を垂直にしたような設えになっていました。一発屋感が否めませんが、こういう死んでしまいそうな場所もうまく見せようという気概は見習いたいところです。
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さて、今回泊まったのはスタンダードダブル(16㎡)。最近宿泊記録を書いてきた部屋からすると、かなり小ぶりなサイズ感ですが、このサイズがとても居心地が良かった。図面はこんな感じです。
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手前の水回りは一般的な3点ユニット。浴槽の幅は1200mmとやや小ぶりですが、後にも紹介するようにこのホテルは大浴場がついているので、特にいうことはありません。
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部屋の内装はフローリングの床に白い塗装壁というシンプルなもの。ベッドも白で、ベッドボードのみアクセントで黒に近い紺色で良い感じにまとまっていました。
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水回りの裏の壁にデスクとソファが一直線に並んでおり、デスクの下には冷蔵庫やポット、まぐカップなどが納まっています。デスク用の椅子がないので作業用の机としてはやや不便かな、と思ったのですが、足元のゴミ箱をどけてしまえばソファに座りながらデスクでPC作業もできます。
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ベッドと反対側の壁はハンガーかけとテレビボードが並んでいます。この横型のハンガーかけは面白いと思いました。ハンガーかけの上の長押の上部に2箇所穴が空いており、そこに消臭スプレーやブラシが刺さっています。
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無料の水やフロントへの連絡手段が無かったり、ベッドボード付近のコンセントの位置が遠かったり、とやや不便な点はありましたが、コンパクトにまとまりつつ、飾らない感じで、私にとってはこれで十分という感じでした。
チェックイン後に片づけをして部屋で一息ついていると気付けばもう深夜になっていたので、大浴場に向かいました。大浴場は1階の客室専用エリア内にあります。あまり大きなものではなく、シンプルに洗い場と浴槽があるだけですが、それでもユニットバスでシャワーを浴びるだけよりはずっと良かったです。写真は公式HPより。
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湯上りの休憩スペースは少し段差のある畳敷のスペースとなっていて、自動販売機の隣には無料のミニアイスキャンディーが。これは上手いと思いました。小上がりの奥には京都のガイドブックも置いてあり、湯上りにここで少しくつろぎながら明日の目的地を考えたりするのは楽しそうです。
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そんなことを考えながら客室に戻り、その日は仕事で疲れていたのもあり、早めに就寝。そして翌日は朝6時に起きて、客室の実測をしていました笑
実測が一通り終わり8時過ぎに朝食会場のUnirへ。大浴場のあたりや廊下で宿泊客は何人か見かけましたが、朝食の時には私1人でした。
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朝はクロックムッシュでした。これぞホテルの朝食!という豪華さはありませんが、元々朝はそんなにたくさん食べるタイプでないのでこれで十分かな。コーヒーも美味しくいただきました。
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翌日の打合せは午後からだったので、午前中は少しチェックアウトを遅らせて客室で仕事をして、昼前にホテルをあとにしました。
ホテル宿泊に慣れてややリッチな雰囲気でも居心地よく過ごせるようにはなってきているのですが、自分の金銭感覚と身なりやステータスからすると、アンドルームスのブランド感は自分の身の丈に合っている感じで居心地がとてもよかったです。
しかし、いくらオフシーズンとはいえ、大浴場もついて、朝食もついて、一泊6,000円弱はコスパ良すぎるというか、京都のホテル業界が心配になるレベルでした、、、次回も多分、京都駅の近くになるかな、と思ってます。