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京都のホテル宿泊記録(㉑クロスホテル京都)

先週末に京都出張がありまして、今回はクロスホテル京都の宿泊記録です。

「クロスホテル京都」は2018年に開業したオリックスグループが運営するホテルで、いつもは20,000円前後と出張費では泊まれない価格帯のホテルなのですが、5周年記念キャンペーン中で安く泊まれるということで泊まってきました。

立地は河原町三条から1本南に下った龍馬通に面しています。京都の繁華街のメインとなる河原町通と居酒屋や夜のお店が多く立ち並ぶ木屋町通の間に位置し、観光客や地元の買い物客、飲み会帰りのサラリーマンなどで混雑する賑やかなエリアです。

このあたりは宿泊特化型のホテルが多く、このクロスホテルもインバウンドをメインターゲットとしており、リーズナブルに旅行をしたいインバウンドの団体客で賑わっています。

外観はこんな感じで、低層階には庇を設けているのは景観対応と思われます。上部のパネルとガラスはシンプルでリーズナブルな素材だと思いますが、リズムをつけることで長大感を軽減しています。

敷地北東側、灯籠や白砂利で日本庭園風にデザインされた外溝

元々、この地は京劇ボウルというボーリング場があり、横に長い敷地とまっています。長手方向の西側がレストラン、正面がホテル入口、東側がロビー空間となっています。

敷地西側、レストランに繋がる長い軒下アプローチが印象的
ホテルエントランス部分、チェックアウト時はちょうどタクシーが列をなしていました

当日は夕方から打合せがあり、その後職場のメンバーで飲み会に行ったので、かなり遅い時間の到着となりました。

庇上部の間接照明とエントランスの壁面の作り込みが上手い

自動チェックイン機でチェックイン。出張費の上限に収まるよう素泊りプランにしていたのですが、酔った勢いで朝食券(2,750円)を購入。結果的に出張費の上限を超えてしまいました、、、

自動チェックイン機の奥に有人カウンターが見えます

チェックインカウンター奥のロビー空間にはソファやコーヒーメーカーが置かれています。

ハイカウンターやソファなどの使い分けで多様な場が生まれています。朝は賑わっていました

チェックインカウンターの裏側がエレベーターホールになっており早速客室へ向かいます。

黒を基調とした落ち着いたエレベータホール

宿泊したのはスタンダードダブル(25㎡)。20㎡を超えてくると、3点セパレートが基本でややゆとりを感じる広さ感です。床壁などの内装仕上げも部屋内の備品もサイズや料金帯に対して標準的だと感じました。

久しぶりの着彩スケッチ

扉を開けて左手に水回りがあります。トイレの手前には隙間をうまく活用したハンガーパイプと金庫が収まるスペースもあります。

隙間空間をうまく活かしたオープンシェルフ

洗面スペースは黒い洗面台の上にベッセル型のベーシンで鏡の下部にコップやティッシュを置く小さな台がついている等コンパクトにまとまっています。

シンプルでまとまりのある洗面台

ガラスパーティションの奥はユニットバス。大浴場がない分、洗い場付でゆとりのあるサイズ感になっています。

ユニットバスは1616サイズ

ベッドスペースはこんな感じ。ベッドボード上に和風の壁掛けアートがあります。ダイソンだと思うのですが、このタイプの加湿洗浄機は珍しいです。

窓面は控えめなサイズ感ですが、眺望もあまりないので十分なサイズ

ベッド横にテーブルと2脚の椅子。椅子が見たことないデザインで目を惹きますが、見た通りというか座り心地はあまり良くありません。

入口と別にハンガー掛けがついています

反対側の壁側にテレビ台と冷蔵庫が収まる収納棚があります。

棚上のスペースはやや窮屈な印象。グラスがかわいい感じ

この日は夜遅くのチェックインだったので、お風呂に入り即就寝。

次の日は早朝からレストランで朝食ビュッフェ。最近どのホテルに泊まっても朝食会場がかなり混んでいます。ここもインバウンド客を中心に賑わっていました。

海外客を中心に少人数グループで半分くらいの席が埋まっている印象
大樹をイメージしたような内装デザイン
厨房との繋がり、料理の盛り方などライブ感の演出が上手いです
いつも通りのジャンキーな朝食

朝一に予定していた打合せが中止になったので部屋に戻ってから測量する時間がありましたが、昼前には別打合せがあったので10時過ぎにチェックアウトしました。

たくさんのスーツケースが並びインバウンドが多いことが窺えます

街中の宿泊特化型として優等生的な回答で、良くも悪くも記憶に残りづらいホテルだと感じましたが、それはそれで1つの個性だと思いますので、こういうホテルもきちんと記録していきたいと思います。では。


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