Vol.5 街道バトル〜日光・榛名・六甲・箱根〜を語る その2
※本記事は 『Vol.4 街道バトル〜日光・榛名・六甲・箱根〜を語る その1』の続きです。
実在の峠を実在の車で走る日常的な非日常体験
収録されいてるコースは箱根、榛名、六甲、日光いろは坂(第一・第二)の5本です。箱根は国道1号線が収録されており、スクウェアから発売されたレーシングラグーンに登場したHAKONEのROUTE1とほぼ同じ区間です(これで通じる人が何人居る事やら・・・)。榛名と第一いろは坂は頭文字Dでお馴染みのコースであり区間も概ね同じです。そして第二いろは坂、兵庫県の表六甲ドライブウェイが収録されてます。尚、本作の設定として、バイパスや高速道路の新設によって全国各地の峠は使われなくなり、整備されてクローズドサーキットに生まれ変わったという事になっております。その為、公道を走っているのではなく、あくまでもサーキットを走っているという体になっています。その表れとしてコース中にスポンサーの看板が沢山設置されており、安全用のネットが設置されている場所も有ります。
収録車種はGT-R、RX-7、ハチロク、スープラのような国産スポーツカーは勿論、海外の車も収録されており、フォード プーマやデトマソ ヴァレルンガといったマニアックな物も有ります。またRIDOX SUPRA、mine's R34 GT-R 、RE雨宮 FD3Sのような実在のチューニングカーも収録されております(チューニングカーは改造不可)。
実際の公道で制限速度を超えた走行を行う事は出来ませんが、ゲームの中に制限速度は存在しません。現実世界では出来ない体験をこのゲームでは味わう事が出来ます。
【余談】
本作のコースは全て実際に取材班が各峠に出向き、レーザー計測器を搭載した車両で峠を走って立体データを採取していたそうです。道幅や段差まで測定されており、そのデータに航空写真等を組み合わせてコースが作られております。元気の本気、こだわりっぷりが垣間見えます。
Vol.6へ続く(3月13日公開予定)