Vol.18 首都高バトルZEROを語る その1
私が愛して止まないレースゲームの一つに首都高バトルシリーズが有ります。以前紹介した街道バトルシリーズに並ぶ元気株式会社の代表作の一つです。今回はそんな首都高バトルシリーズの1作である『首都高バトルZERO』について語っていきます。
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本作は2001年に発売され、シリーズ初となるプレイステーション2用のソフトでした。私が本作に初めて出会ったのは中学生の時で、発売から既に10年以上経過しておりました。本作の続編である首都高バトル01を先にプレイしており、時系列を遡る形でプレイする事となりました。
再現度の高い首都高
本作はその名の通り首都高が舞台で、C1(環状線)、新環状、横羽線、湾岸線等が収録されております。実際の高速道路から見えるビルや広告看板、一部料金場のような省略されている物もありますが、車線や道路標識などの道路は実際の首都高を忠実に再現しています。ある路線から別の路線に入る時にロードを必要とせず、広大な道をシームレスに走り続ける事が可能です。例えば、新環状左回り→C1内回り→横羽線下り→湾岸線上り→新環状という首都高1周もストレスなく出来てしまいます。バトルやレース関係なしに首都高をドライブするのも本作の一つの楽しみ方です。余談ですが、首都高バトルシリーズで首都高の道を覚えた人もいらっしゃるようです。
またオービスも再現されており、本作が発売された当時と同じ場所にオービスが設置されています。ライバルとのバトル中に一定の速度を超えて通過すると、ゲーム画面が一瞬赤く光り、バトル終了後ガレージに戻る際にその日に獲得したお金から罰金として幾らか差し引かれます(ごく稀に差し引かれない事も有ります)。
Vol.18に続く(3月26日公開予定)