誰かの言葉で動く

人は自分で自分の背中を押すことができない。

それは物理的な話もあるが、自分のことを客観視することなんて誰にもできないからだ。

その理由として「評価を下すのは他人」と言うことが大きい。

自分がどれだけ正しいことをしていても周囲から評価を受けなければ間違いの烙印を押される。

ガリレオが地動説を唱えた時に死刑か、訂正かを選ばされた。煮湯を飲みながら裁判所にいる人間にはわからない言語で「それでも地球は回る」と叫んだ逸話が残る。

人は、天動説のように生きる。

特にスピリチュアル()の人は自分を中心として、周囲の人間が自分の周りを回っていると考えている。

そうではない。

人間は、1人居なくなったところで世界は回り続けるのだ。

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