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meeting for wedding rings at HATOBA
今回の個展では在廊中に結婚指環の打ち合わせも行いました。関東にお住まいでなかなか石川まで行けないお客様も、どんな感じなのか素材などのサンプルを実際に見てみたい、とご相談があったので在廊しているタイミングでやりましょう、ということに。HATOBAさんにも事前にお伝えしていたので、打ち合わせ用にテーブル席も快くセティングしてくださいました。
バタバタするか不安でしたが、作品をご覧になっているお客さまも穏やかにあたたかく見守ってくださり、HATOBAのスタッフの皆さんの細やかな心配りにも助けられ、無事じっくりゆっくりお話をすることができました。
初日は細かい雨も降ったりと気温も上がらず、この日は金沢よりも寒かったようです。そんな中でもHATOBAさんの2階へ上がってきた時、気持ちの高鳴りを感じるようなドキドキ感で寒さも忘れているような表情の新郎新婦たち。
1組目の東京在住の新郎新婦は、指環の質感や風合いをどうしようか、とひとまずサンプルを見ながら考えてみようと。頭の中に思い描くイメージをひとつずつ拾いあげ、手のひらに乗せるように、自分たちの好みや理想を並べて。あーだこーだ言い合って悩む姿もすごく楽しそうで、キラキラとにじみ出る嬉しさ。それぞれ自由に選んでいきながらも、どこかでふたつの指環に込めた想いが交差するような指環へとまとまった気がします。おふたりを繋ぐしっかりとした心棒が、太く強く、揺るぎなくまっすぐ貫いているかのように。
2組目は青森にお住いの新郎新婦。東京のご実家に帰省するタイミングと私たちの在廊日がちょうどピッタリという偶然に、絶好の機会での打ち合わせ。おふたりの目指す遥かな人生の旅路で、寄り道の楽しさ面白さを味わうような出会いとなりました。迷いながらも、ちょっとしたことで印象が変わる指環の幅も、自分の好みを探るように選ぶおふたり。寄り添うように確認しあって、しっくりと手に馴染んだ第一印象を大事にして。一目惚れした時のトキメキを感じるように、瑞々しい気持ちのままに指環を選んで、ひと山越えた安堵の表情に。
面と向き合って想いを託すような指環作りに私たちも引き締まる気持ちを再確認し、人生の節目に立ち会える素晴らしさをひしと感じる時間となりました。西荻窪のギャラリーに結婚指環を作りに行ったことを10年20年後に、懐かしく思い出してもらえたら嬉しい限りです。
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