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怖い夢をみる、そして抜け出し方も知っている

怖い夢をみる。
頻度は多分高い。
いつからか、怖い夢を見た時夢の中で声を出すと、現実でも声を出しているからその声で起きれることを学んだ。
明晰夢というか、自由に夢の中を操れるわけではないのだけれど、声を必死に出そうとすることはできる。

夢の中では、自分がベットで寝ていて足元の方に黒い女の姿のようなものがみえたり。
またある時は、おばあさんに声をかけられる夢をみた。異様に顔が近かった。
声をかけられるというより、トントンと肩をたたかれるイメージが近い。
おばあさんの後ろにはおそらく旦那さんであろう、おじいさんがいて、少しの間おばあさんをみていてくれないか?と言う。
私はその時現実とこれはおそらくリンクしているのだが、「今ちょっとすごく眠くて……」と渋った。
しかし、ニコニコ顔のおばあさんは私に圧をかけてくる。
「わかりました。いいですよ」
私が思わず承諾したその時だった。
そこまで一切口を開かずにいたおばあさんが、「じゃあ、失礼しますね」。
そう言って思い切り私の胸の辺りに両手をグッとのせ、正座で私の寝ている上半身に乗っかってきたのだ。
苦しくて、これはまずい。と思った私は、声を出して目覚めた。
霊は招かれるまでは入ってこないという。私が承諾するまで乗っかってこない所が意地が悪いのか、はたまた礼儀正しいのか。
また、顔が異様に近かったのは私が寝ている状態で、おばあさんの顔が真上にあったからではないだろうか。

皆さんももし怖い夢をみたら、ぜひ声を出して自分を目覚めさせる方法で抜け出してみてほしい。

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