「も」から始まる全く別の感情。
今年は、私にとって買い替えの年らしい。
年明けに仕事の相棒Macとディスプレイを買い替えたことは、このnotoにも綴った。
それから数ヶ月突如やって来たのは、我が家のエコキュートのエラー。
私は、数ヶ月に1回ビックリするほど掃除をしたくなる。
それは、ずっと気になっているのになかなか掃除できない場所で、時間があろうがなかろうが気がついたら掃除を始めてしまう。
エラーが出た日もお風呂のお湯が出てくる場所のネジを緩めて洗った。
ビックリするほど汚れていたのに、漂白したら意図も簡単にピカピカになり凄くスッキリ!
「あ〜綺麗になった!!!」
と清々しい気持ちになった。
なのに、数時間後お風呂を入れたらたまに聞くとビックリするエラー音が、けたたましく鳴った。
もう、遅い時間だしどうしようか?と考えながら、ネットでエラーコードを探る。
出てきた場所は、全く分からない場所だ。
私が外して洗った場所は関係なかった。
ハァ〜と思いながら、お湯を張れたらラッキーなんて思いつつ、お湯張りスイッチをオン!!!
近くにいた次女っ子にお風呂を見てきてもらうとお湯が入れれた。
ラッキ!!!!と思いつつも、ハウスメーカーに連絡。
我が家は、とあるハウスメーカーで建てたのだが、補償問題や色々とあるので、
毎回何かあるとハウスメーカーのお客様センターに電話する。
今回も電話した。
私「エコキュートのエラーコード〇〇が出て困っているのですが…」と話すると
センター「もう18年も使われているので部品などの関係で治らないかもしれないので、買い替えたらいかがですか?」
私「エコキュート高額ですよね?」
センター「はい、こちらのでしたら〇〇万〜です。」
私「えっ?ポンと出せる金額じゃないですよ。」
センター「皆さん、10年ほどで交換されていますよ。」
このやり取りで私は目が点になった。
10年ほどで買い替え時期になるのは知っている、でも使えるだけ使いたい我が家。
このエラーが出る前に、自動でお湯が止まらなくなっていた。
でも使えるのでタイマーをかけて使っていた。
本当は、そうなった時点でお客様センターへ連絡したら良いのだけど、
買い替えを勧められるのがわかっていた、しかも何処がダメなのか?メーカーの人が来るのにも出張費1万数千円がかかる。
このやり取りが苦手で連絡していなかったのだ。
しかし、こうも「18年も」と強調されて言われると良い気はしない。
使えるのに買い換えるのは好きじゃないから尚更。
お金がかかるのも、もちろんだけど、まだ使えるのにお役御免を言い渡された機械がいたたまれない。
意地悪で言ってるわけでもなくセンターの方は、マニュアルに沿って勧めているのだ。
しかし、それが分かっていても頭が沸騰する。
今回救いだったのが、どこのメーカーでエコキュートをつけても補償問題など関係ないことだった。
とりあえずエコキュートのメーカーから連絡がくるように手配してもらって、ハウスメーカーのお客様センターの方とさよならした。
久々に私の目が大きくなった。
次の日、エコキュートーメーカーのお客様センターの方とも話したが、管轄が幾つもあり短気な私は、その度に目が大きくなり
「お風呂が使えるので一旦考えます。」
と修理も断った。
この時、思ったのは私は今年同じ「も」から始まる2つのストーリーを味わった。
一つはMacの買い替えの時だ。
「16年も大切に使ってくださってありがとうございます!」
と言われた。
この言葉を聞いた時、素直に喜べなかったのだけど、私の気持ちを汲んでもらえたように思えて嬉しかった。
そして、今回の
「もう18年も使われているので部品などの関係で治らないかもしれないので、買い替えたらいかがですか?」
と言われた。
もうとっくに元は取ってますよ。まだそれでも使い続けるって言うんですか!って言われているように思ってしまった。
火が出たり煙が出たり危ない場合は、そりゃぁ買い替える。
だけど、10年でみんな替えてるからどう?というのも乱暴だと思った。
私たちが、ここのハウスメーカーで家を建てたいと思ったのは、四角い頑丈な家が建てたいと思ったからだった。
そして、後々ネットなどでみたらある程度余裕があるとかネームバリューが好きな方が選ぶメーカーだと気がついた。
そりゃぁ、10年で買い替える方ばかりを相手にしているメーカーなら、その対応にも頷けた。
だけど、我が家はそうじゃぁない。
一つ一つハウスメーカーの補償に関係ない場所はカスタマイズして行こうと思った。
結果、いつも白物家電をお願いする祖父母の代からお世話になっている近所の電気屋さんでエコキュートを購入することに決めた。
たった2日だったが、どっと疲れた。
「も」から始まるストーリー。そのあとの言葉で全く違う感情が動く。
いつかこの話も模様のネタにならないかなぁ?と欲張りな私はここへ綴る。