待ちに待ったタフティング体験!
久々のノート更新です。
今回は、待ちに待ったタフティング体験について綴りますね!
私とタフティングの出会いは、かれこれ数年前に遡ります。
知り合いの方が可愛いマットのような作品を制作していることを知りました。
その方は、手動でされていて色々とお話を聞いていると、タフティングと言うものがあると知りました。
ネットでググって見ると海外の方が機械を使ってラグを制作していて、
それをみた私は一瞬で
「何これすごい!これなら私の模様をラグにできるんじゃぁない?」
と思いました。
ここまでは良かったのですが、数年前の私は海外の方が何やら機械をもって打ち込んでいるまでしか分からなかったんです。
しかも、作っている作品は壁一面を使うほど大きな作品ばかり…。
使っている道具などの情報もなく壁にぶち当たりました。
それから、数年。
いつものように、インスタグラムを見ていると別の知り合いの方が楽しそうにタフティング体験をされている写真を見つけました!!
「なんと!!!あのタフティング体験をしている!!」
知り合いの方がどこで体験していたかなど載せてくれていたので、早速チェックしました。
すると、体験できるのは萩原株式会社さんの運営する岡山初のウール専門タフティングスタジオAASHAさんでした。
萩原株式会社さんは創業130年の敷物メーカーさんです。
体験も私が住んでいる所からも近い!
予約するぞ!!とヤル気満々でしたが、日にちが合わない…。
ここから、何度も見送ることになります。
そうこうしていたら、インスタグラムでまた別のタフティングスタジオ(大阪)を見つけました。スクールもされていて通えない距離ではないので迷ったのですが、もう一度AASHAさんのワークショップのスケジュールを見てから決めようと思ってみたら、これなら行ける!!!ダメもとで申し込みすると、無事予約が取れました!!
もう、嬉しくて早速カレンダーに書き書き。
当日も楽しみすぎてワクワク。
家族にも、「かあかは、今日は午後から母業はお休みです!」と宣言!
ナビをセットして、いざAASHAさんへ
今回制作するラグは、タテヨコで80cm以内のもの。
データを1週間前までに送っていました。
迷いに迷って私の代表作となりつつある断面模様の色違いを制作する事にしました。
サイズは、タテ35cm ヨコ45cm。
予約の時間まで駐車場に停めて、車で待っていると担当の方が迎えに来てくださいました。
そこから、一緒に参加される方々と徒歩で数分のところにあるスタジオへ。
白を基調とした内装が、すごくおしゃれなスタジオで、すぐに作業が始めれるように用意されていました。
まずはじめに、プロジェクターで映し出されているデータ(模様)をマーカーで書き写します。
ちょっとガタガタのところもありますが(笑)
ちなみにこちらが裏面になるので、図柄を反転させてあるそうです。
そのあとは、毛糸選び!
AASHAさんの毛糸はウールなので、私のパキッとしたカラフルさは難しいんですが、それでも何とか毛糸を選びました。
空いたスペースに試し撃ちの図柄を書いてもらい、実際にタフティングガンの使い方などを教わりながら打っていきます。
それが、楽しい楽しい。初めて工業用ミシンを踏んだあの時の様な感覚でした。
スタッフさんの教え方がとても上手ということもあり、あっという間に本番へ。
まず黒い茎の部分から縁取り→中を埋めて行きます。
しっかり貼っている布にガンの針を差し込んで体重を乗せて布とガンの足と呼ばれる場所(ミシンでいうと押さえ金)をしっかり当てて打ち込んで行きます。
打ち込みが甘いとポコポコ浮いています。
ここからは、どんどん打っていくだけです。
最後に、こんだけ打ち込んだ!という写真を撮ったはずが、なかった…。
しっかり打ち込んだほうがやっぱり綺麗!
スタッフさん達が、褒めてくださったので嬉しかったです。
楽しくて13時からはじめて時間をみたらあっという間に16時前!!!
一緒にはじめた方々は、一足先に作業を終えられて帰られていました。
もう、楽しすぎて何時間でも作業しちゃう勢いでした。
ただ、タフティングガンはそれなりの重さなので、慣れない方は腕が筋肉痛になるかも?です。
スタッフさんにあれこれお伺いしながら、タフティングでもっと大きな作品が作りたい熱が!!!
とりあえずは、今はそれどころではないので、少し涼しくなったら作業開始しようと思っています。
来年の個展には、タフティングの作品を出せるかなぁ?
とりあえず、皆さんにスカートなど試着してもらうときに敷くラグを作りたいです。
AASHAさんは、本当に素敵なタフティングスタジオでした。
このあと、スタッフさんが裏の仕上げ作業をしてくださった後、自宅へ作品が届きます。
また、作品が届きましたら写真をアップしますね!
ぜひ、興味のある方はタフティングスタジオAASHAさんのワークショップへ。
AASHAさんのスタッフ皆さん、本当にお世話になりました。
とっても楽しい時間でした、ありがとうございます。