僕のほぼ日手帳には、史料価値がなかった
僕は一昨年、過去のほぼ日手帳を何冊か捨てた。
年末の大掃除のときに、まとめて。
捨てる前にパラパラめくった。
多少はおもしろかった。
思い出すこともあった。
でも、それだけだった。
書いてあったのは、予定、タスク、アイデア断片。
正直言って、あまり役に立たなかった。
特にアイデア断片は、証券会社を辞めるときに「こんなことやってみよう」というモードになり、思いつくたびに書き留めておいたものだ。
後で見たら、すごく役に立つんだろうと思っていた。
でも、全然ダメだった。
断片すぎたのだ。
「1行アイデア集」みたいな。
考えてみれば当然で、当時の僕には、企画力がなかった。
それ以上のことは書けないのだ。
今になって思うのは、「どうせならその日の出来事を書いておけばよかった」ということだ。
僕は今、ジブン手帳のバーチカルページに出来事の履歴を、モレスキンノートに日記と振り返りを書いている。
これは、10年後の僕が読んでもおもしろいと思う。
あなたも、未来の自分のために記録してみよう。