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『日本霊異記』上 嬰児の鷲に捕らわれて他国にして父に逢うことを得し縁 第九

諸注意 ・平安初期の仏教説話集『日本霊異記』(『日本国現報善悪霊異記』)の現代語訳と、そのメモ書き。 ・テキストは、手元にあった日本古典文学全集本(小学館、1975年)を使用(より新しい新日本古典文学大系本を参照する方が望ましいと思われる)。中田祝夫氏による現代語訳が付いているが、従わない部分もある。 ・あくまでメモ書き。乱暴な訳なので、コピペしての二次使用は禁ずるし、奨励しない。 あらすじ ある日突然、鷲が女の子の赤ちゃんを攫ってしまう。嘆き悲しんだ両親は、せめてもの

    • 『日本霊異記』上 聾たる者の方広経典に帰敬しまつり、報を得て両耳聞こえし縁 第八

      諸注意 ・平安初期の仏教説話集『日本霊異記』(『日本国現報善悪霊異記』)の現代語訳と、そのメモ書き。 ・テキストは、手元にあった日本古典文学全集本(小学館、1975年)を使用(より新しい新日本古典文学大系本を参照する方が望ましいと思われる)。中田祝夫氏による現代語訳が付いているが、従わない部分もある。 ・あくまでメモ書き。乱暴な訳なので、コピペしての二次使用は禁ずるし、奨励しない。 あらすじ 病により、耳が聴こえなくなってしまった男。人生に絶望した彼は、最後に善行を積も

      • 『日本霊異記』上 亀の命を贖ひて放生し、現報を得て亀に助けられし縁 第七

        諸注意 ・平安初期の仏教説話集『日本霊異記』(『日本国現報善悪霊異記』)の現代語訳と、そのメモ書き。 ・テキストは、手元にあった日本古典文学全集本(小学館、1975年)を使用(より新しい新日本古典文学大系本を参照する方が望ましいと思われる)。中田祝夫氏による現代語訳が付いているが、従わない部分もある。 ・あくまでメモ書き。乱暴な訳なので、コピペしての二次使用は禁ずるし、奨励しない。 あらすじ 道端で売られていた亀。可哀想に思った僧侶は、亀を買って海へ放してやる。後に僧侶

        • 『日本霊異記』上 観音菩薩を憑み念ぜしによりて現報を得し縁 第六

          諸注意 ・平安初期の仏教説話集『日本霊異記』(『日本国現報善悪霊異記』)の現代語訳と、そのメモ書き。 ・テキストは、手元にあった日本古典文学全集本(小学館、1975年)を使用(より新しい新日本古典文学大系本を参照する方が望ましいと思われる)。中田祝夫氏による現代語訳が付いているが、従わない部分もある。 ・あくまでメモ書き。乱暴な訳なので、コピペしての二次使用は禁ずるし、奨励しない。 あらすじ 留学のために異国へ渡った僧侶。しかし亡国の混乱に遭って往くあてを失う。しばらく

        • 『日本霊異記』上 嬰児の鷲に捕らわれて他国にして父に逢うことを得し縁 第九

        • 『日本霊異記』上 聾たる者の方広経典に帰敬しまつり、報を得て両耳聞こえし縁 第八

        • 『日本霊異記』上 亀の命を贖ひて放生し、現報を得て亀に助けられし縁 第七

        • 『日本霊異記』上 観音菩薩を憑み念ぜしによりて現報を得し縁 第六

          『日本霊異記』上 三宝を信敬しまつりて現報を得し縁 第五

          諸注意 ・平安初期の仏教説話集『日本霊異記』(『日本国現報善悪霊異記』)の現代語訳と、そのメモ書き。 ・テキストは、手元にあった日本古典文学全集本(小学館、1975年)を使用(より新しい新日本古典文学大系本を参照する方が望ましいと思われる)。中田祝夫氏による現代語訳が付いているが、従わない部分もある。 ・あくまでメモ書き。乱暴な訳なので、コピペしての二次使用は禁ずるし、奨励しない。 あらすじ 大部屋栖野古(おおとものやすのこ)は仏教を厚く崇拝し、天皇や聖徳太子に仕えた。

          『日本霊異記』上 三宝を信敬しまつりて現報を得し縁 第五

          『日本霊異記』上 聖徳皇太子の異しき表を示したまひし縁 第四

          諸注意 ・平安初期の仏教説話集『日本霊異記』(『日本国現報善悪霊異記』)の現代語訳と、そのメモ書き。 ・テキストは、手元にあった日本古典文学全集本(小学館、1975年)を使用(より新しい新日本古典文学大系本を参照する方が望ましいと思われる)。中田祝夫氏による現代語訳が付いているが、従わない部分もある。 ・あくまでメモ書き。乱暴な訳なので、コピペしての二次使用は禁ずるし、奨励しない。 あらすじ 聖徳太子は行き倒れている乞食に出会い、施しに自分の衣服を与えてやる。後にその乞

          『日本霊異記』上 聖徳皇太子の異しき表を示したまひし縁 第四

          『日本霊異記』上 電の憙を得て生ましめし子の強力在りし縁 第三

          諸注意 ・平安初期の仏教説話集『日本霊異記』(『日本国現報善悪霊異記』)の現代語訳と、そのメモ書き。 ・テキストは、手元にあった日本古典文学全集本(小学館、1975年)を使用(より新しい新日本古典文学大系本を参照する方が望ましいと思われる)。中田祝夫氏による現代語訳が付いているが、従わない部分もある。 ・あくまでメモ書き。乱暴な訳なので、コピペしての二次使用は禁ずるし、奨励しない。 あらすじ 雷の化身を助けたことで、男は一人の男の子を授かる。その子は怪力の持ち主で、怪力

          『日本霊異記』上 電の憙を得て生ましめし子の強力在りし縁 第三

          『日本霊異記』上 狐を妻として子を生ましめし縁 第二

          諸注意 ・平安初期の仏教説話集『日本霊異記』(『日本国現報善悪霊異記』)の現代語訳と、そのメモ書き。 ・テキストは、手元にあった日本古典文学全集本(小学館、1975年)を使用(より新しい新日本古典文学大系本を参照する方が望ましいと思われる)。中田祝夫氏による現代語訳が付いているが、従わない部分もある。 ・あくまでメモ書き。乱暴な訳なので、コピペしての二次使用は禁ずるし、奨励しない。 あらすじ 偶然出会った美しい女と結婚した男。子宝にも恵まれ、幸せそのものだった。しかしその

          『日本霊異記』上 狐を妻として子を生ましめし縁 第二

          『日本霊異記』上 雷を捉えし縁 第一

          諸注意 ・平安初期の仏教説話集『日本霊異記』(『日本国現報善悪霊異記』)の現代語訳と、そのメモ書き。 ・テキストは、手元にあった日本古典文学全集本(小学館、1975年)を使用(より新しい新日本古典文学大系本を参照する方が望ましいと思われる)。中田祝夫氏による現代語訳が付いているが、従わない部分もある。 ・あくまでメモ書き。乱暴な訳なので、コピペしての二次使用は禁ずるし、奨励しない。 あらすじ 「雷を捕まえてこい」という天皇の無茶振りに見事応えた家臣。しかし雷は恨みを募ら

          『日本霊異記』上 雷を捉えし縁 第一