20090918 バッハ大全集
バッハ大全集を買った。少し前にバッハ$${^{*1}}$$の作品をCDで全部集めようと思い立った。そんなことを考えていると言う話を仲間内の旅行の時$${^{*2}}$$にしたら、バッハなら全集が欧州のレコード会社から出ている筈だという話になった。その会社は奇特な会社で、売れそうにないクラッシック作品をいっぱい出版しているらしい。
つい数日前に、バッハの全集のことを思い出した。そのレコード会社名を失念してしまっていたため、アマゾン$${^{*3}}$$で「バッハ 全集」と入力して検索してみた。すると「J.S.バッハ:作品大全集(155枚組)」と出てきた。これだこれだと思いながら詳細を読んでみた。同じ商品写真$${^{*4}}$$で「Bach Edition: Complete Works [Box Set]」というのもあった。英語題名が輸入盤で、日本語題名が日本盤と勝手に考えた。海外盤は日本盤の半額程度である。日本盤は日本語解説等をつけるのでどうしても値段が高くなる。私は値段が最優先なので解説や個々の曲名などは原語で全く問題ない。
なんと日本語盤でも海外盤並みの値段で売っている人$${^{*5}}$$がいる。しかも新品だと書いてある。海外盤よりも千円ほど高いが、日本盤でこの値段なら御の字である。「在庫1点」と出ているので、直ぐ注文した。14640円である。155枚組だから1枚当り95円程度になる。注文したその日に、もう発送したというメールが届いた。商品が届くのは二日後だろう。
冷静になって考えてみると日本語盤が海外盤と殆ど同じ値段と言うのは考え難い。世の中そんな美味い話はなかなかない。送られてくるのは海外盤に違いない。果たせるかな届いた商品は海外盤であった。同梱されていた注文書を読んでみると「箱に少し傷みがあります」と但し書きがあった。web注文する時に見落としていた。だから安かったのか。とはいえ私にとって殆ど気にならない傷みであった。段ボールでできた箱の角が二カ所少し潰れている程度である。それにしても倍近い値段の「日本盤」はどういう物なのだろう。もしかしたら日本の業者が日本から発送するというだけの話だろうか。「海外盤」は全て海外からの発送となっており、納期も二週間程度になっている。そもそも「日本盤」は存在せず、日本語解説も存在しないかもしれない。いや、きっとそうに違いない。「海外盤」は13600円なので、私が購入した「日本盤」の方が千円程度高い。その分早く手に入ったと思えばいいのだろうが、値段最優先で注文を決定したつもりだったので何となく悔しい思いが残っている。
気を取り直して、早速パソコンに取り込む作業$${^{*6}}$$を開始した。155枚もあるので、一週間程度かかりそうだ。
*1 20031224 二声のインベンション
*2 20090803 濁河温泉
*3 雑記草商店
*4 51488FMFAGL._SS500_.jpg
*5 Amazon.co.jp:ヘルプ > Amazon.co.jp へようこそ > Amazonマーケットプレイス®について
*6 20060513 MP3プレーヤの無償修理