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20020530 カロリーヌ

 子供が図書館で本を沢山借りてきた。その中の一冊に「カロリーヌのだいサーカス$${^{*1}}$$」という絵本があった。自分が幼少の頃、このカロリーヌ$${^{*2}}$$が大好きで、しょっちゅう読んでいた。読んでいたと言うよりも挿絵を眺めていた。カロリーヌの絵本は家にあったのでいつでも見ることが出来た。

 カロリーヌは続き物$${^{*3}}$$で沢山の話があった。幼少の頃、見ていた本は小学館の世界の童話集$${^{*4}}$$で、複数の話が一冊$${^{*5}}$$にまとめられいた。そしてそれが2、3冊あったような気がする。

 子供が借りてきた「カロリーヌのだいサーカス」の頁をめくってみると、出てくる挿絵は一つ残らず覚えている。文章は何が書いてあったか全く覚えていない。

 子供にはカロリーヌの話$${^{*6}}$$をしたことがない。妻にも話したことはない。自分が子供の頃に興味を持った本と同じものに興味を持ったのには驚いた。数ある絵本の中から同じ本を選んできたのだから偶然といえば偶然かもしれないが、何か予定された縁のような気もする。

*1 『カローリーヌのだいサーカス』 – 丸山印刷株式会社
*2 カロリーヌ
*3  『カロリーヌとゆかいな8ひき』-シリーズ | 絵本ナビ
*4 小学館 オールカラー版 世界の童話
*5 小学館版とBL出版版の対応関係
*6 50年代60年代 小ぶりの洋書絵本

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