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20010120 与太郎
只という意味で「ロハ」という言葉がある。これは「只」という漢字を分解すると「ロ」と「ハ」となるから「ロハ」という。
無駄なこと役に立たないことを「与太」という。この語源は落語$${^{*1}}$$に出てくる愚か者だけど親孝行な「与太郎」が語源らしい。では「与太郎」や「与太者」の「与太」とは何か。
どこにでも沢山いるという意味で「多」という漢字の異体字「夛」を分解して「ヨ」「タ」と読んだのが、始まりなのかもしれない。この「ヨタ」に適当な漢字を当てたのだろう。
何故そう考えるのか。「夛」という字を初めて見たとき、思わず「ヨタ」と読んでしまったからである。
*1 落語検索エンジン ご隠居