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20020502 美人地蔵

 篠島$${^{*1}}$$の思い出。篠島で撮った写真のスライド$${^{*2}}$$が出来上がったので、スライド上映を家族で楽しんだ。

 その中に面白いと思って撮ったのだが、すっかりそれを撮ったことを忘れていた物が映し出された。「美人地蔵」である。美人地蔵とは今、私が作った言葉であるが、念のためweb上で探してみるとそういう言葉を使っているページ$${^{*3}}$$があった。

 これが「篠島の美人地蔵$${^{*4}}$$」である。拡大するとこんな風$${^{*5}}$$である。この写真を撮った日の朝、何気なく散歩をしていたら異様な雰囲気を感じた。ふと振り向くとこの美人地蔵様が鎮座坐(ましま)していた。あの様な美人顔をしていて桃色のチェックのよだれ掛けをしていれば、妖気を漂わせない筈がない。

 この「美人地蔵」は本当は地蔵$${^{*6}}$$ではない。弘法大師$${^{*7}}$$の像らしい。篠島の道端には八十八の弘法大師が祀られている$${^{*8}}$$。その中の一つである。

 地蔵にしても弘法にしても凄い顔である。本当の意味で有り難い$${^{*9}}$$物を見ることが出来た。

*1 20020429 篠島
*2 20020322 スライドフィルムの傷
*3 鳳林寺の美人地蔵
*4 jizou1.jpg
*5 jizou2.jpg
*6 20000109 地蔵と弥勒
*7 弘法大師
*8 愛知県知多半島の先端、師崎港から海上わずか4kmの近さにある篠島。
*9 ありがたいとは - Weblio辞書

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