20091108 デジカメの埃
今年二月に購入したデジタル一眼レフカメラ$${^{*1}}$$を持って外に出掛けて、沢山写真を撮った。撮った写真を眺めていると数十枚の写真の同じ場所に小さな影が数個写っている$${^{*2}}$$。どの写真もちょうど空の部分に写っているので気になって仕方がない。
撮像素子のCCD$${^{*3}}$$上の埃が写っているのである。今まで気にならなかったのは空が多く写っている写真を撮っていなかったからだろう。撮像素子上の埃の問題は、レンズが交換できるカメラの宿命みたいなものだが何とかならないか。写真修正ソフトで埃の部分を消せばいい$${^{*4}}$$が、面倒極まりない。
屋外で写真を撮って、家で見てみたら埃が沢山あった、ではどうしようもない。事前に埃の有無を簡単に調べる方法はないのだろうか。大きな埃があれば、撮影前に吹き飛ばすことができる。出掛ける前に電池の残量確認と同時に埃確認もやるようにしておけばいいだろう。
レンズを装着して絞りを一杯に絞り込む。被写界深度$${^{*5}}$$を深くして何も模様がない白い壁や襖を写す。写す時はカメラをわざと動かす。壁や襖のしみや埃はカメラを動かすことによって画像が流れるが、撮像素子の上の埃はカメラと一緒に動くため静止して記録される。これで区別が付きやすくなる。この時、手ぶれ防止機構$${^{*6}}$$は止めておいた方がいいだろう。自動焦点$${^{*7}}$$も止めて、目分量で壁や襖との距離を測ってピントを合わせておく。これで大きな埃が写っていれば、出掛ける前に埃を吹き飛ばす。今後、デジタル一眼レフを使用する時にはこの儀式を忘れない様にしなければならない。
*1 20090221 デジタル一眼レフの購入
*2 _DSC1517.jpg
*3 20001127 CCDとBBD
*4 _DSC1517(R).jpg
*5 被写界深度とは何か - [デジタルカメラ]All About
*6 第2回 手ぶれ補正2 ~しくみ編~ デジカメの「しくみ」
*7 6回めの旅 ピンボケを徹底検証する 初心者向けスナップ講座