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20020810 自動家計簿
どんな安い買い物でも領収書を貰うようにしている。ただし、領収書といっても金銭登録器$${^{*1}}$$で印字された物が殆どである。これが自動で出てこない時にわざわざ宛名を書いた領収書を発行して貰うことはしない。しかし自動的に出てくる場合には100円以下の買い物$${^{*2}}$$でも必ず領収書は貰う。
目的は家計簿を付けるためである。しかし領収書が溜まるだけでなかなか家計簿を埋めることが出来ない。これは以前にも書いたが、自動で領収書を読み込んで家計簿を記入してくれる装置$${^{*3}}$$があると本当に便利である。
光学的に領収書に印字された内容を読み取り、その内容に従って家計簿を付けてくれる$${^{*4}}$$と楽である。読み取り装置はこれ専用の方がいい。複写機のようにいちいち蓋を開け閉めして領収書を一枚ずつ読み込ませたり$${^{*5}}$$、領収書を読み取り機でなぞったりする$${^{*6}}$$のは面倒である。ファクシミリのように$${^{*7}}$$領収書を次から次へと読み込ませられるといい。
光学的に領収書の内容を読み取ることは全く難しくはない$${^{*8}}$$と思うが、読み込んだ内容を解析するのは結構難しいのではないだろうか。
金額しか書いてない領収書では読み取っても項目をコンピュータは分類しようがない。店の名前が書いてあれば、それから買い物の内容を思い出したり想像したりして家計簿に記入できるが、コンピュータにそんな芸当をさせるのは無理だろう。項目が書いてあっても省略されて「エンゼルパ$${^{*9}}$$」になっていたり、「オシグルマツミキ$${^{*10}}$$」のようにそのまま書いてあっても分類しにくい物もある。買った本人は判るが他人であるコンピュータはにはさっぱり判らないだろう。
そこで領収書を一旦全部読み込ませておいて、パソコンのモニタ上にその領収書を一枚一枚表示させるのである。そして項目が書かれた部分にマウスを持っていくとその画面上に自動的に家計簿の分類項目が表示され、それで分類項目をクリックすると金額が入力されるようにする。こうすれば、パソコンで領収書は読み取れたが、自動的に全部「その他」に分類されてしまったということはなくなる。
誰か作ってくれないだろうか$${^{*11}}$$。読みとり装置も合わせて2万円程度ならば買うかもしれない。
*1 NCR Japan/レジスター博物館
*2 20020806 8円の電話代請求
*3 20011117 お料理家計簿
*4 A.I.SOFT OCR WORLD
*5 キヤノン、USB 2.0対応のフラットベッドスキャナー『CanoScan D1250U2/D1250U2F』を発売
*6 ハンディスキャナー
*7 NEC Solutions|OCR
*8 PCLife:2001年10月号 - 特集1:スキャナー使いこなし
*9 エンゼルパイ
*10 押し車つみき【クリアランス】【送料無料】 | ベビーザらス
*11 Ukkari Mama's Cafe