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20041220 駐車場での努力(2)

 自動車のバンパーの角に大きな擦り傷ができていた。妻が気付いた。前のバンパーの右側である。運転席側なので、自分で擦っても気付かないことは滅多にない。駐車場かどこかで他の自動車に擦られたのだろう。

 数日前、自動車を置く間隔が非常に狭い駐車場に丸一日停めていた。その駐車場の出入り口は私が自動車を停めた位置から見て左側にあった。私の自動車の右隣に停めた自動車が左折して出口に向かう際に、内輪差$${^{*1}}$$で擦った可能性が非常に高い。

 公共の駐車場では自分の自動車が傷つけられないようにかなり気を使っている$${^{*2}}$$つもりである。両側に自動車が停められるような場所には停めないようにしている。こうすれば傷つけられる確率は半分になるはずである。今回も端に停めたので右隣しか自動車は置けなかった。

 にもかかわらず傷を付けられた。可能性が低いと思っていても、一旦起きてしまえば、起きる前に考えた確率は意味を失う$${^{*3}}$$。自動車の置く位置に気を使う努力をしていなければもっと沢山傷つけられているはずと考えればいいのかもしれないが、どうも釈然としない。

 結局、傷を付けられたくなかったら乗り回してはいけないと言うことになるのだろうか。

*1 2D自動車シミュレータ
*2 20030511 駐車場での努力
*3 20040117 確率(3)

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