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20100323 地上デジタル放送の直接受信(2)

 早速、アンテナの買い出しに行った。地上デジタルテレビジョン放送を受信するためのアンテナである。結構、強い電波が届いていることは実験で解った$${^{*1}}$$。強いのなら屋内の設置でも十分観られるかもしれない。駄目なら屋外に設置し直せば良い。ただ、屋内と言っても、屋内専用アンテナは相当電波が強力でなければならないようだ。一方、感度の良い通常のアンテナはどうしても大きくなるので室内での設置は向かない。いろいろ調べてみると屋根裏にアンテナを設置する人が結構いる。木造住宅なら屋根裏で十分受信できるらしい。屋根裏なら屋根に登ってアンテナを立てる作業をしなくてもいい。それに風で倒れることもない。風雨に晒されないので、アンテナが長持ちする。欠点は屋内なので電波が弱まることだが、屋根裏に設置してみて上手く受信できなければ屋外に設置し直せばいい。

 アンテナはどこの会社製でも殆ど変わらない筈なので、店に置いてある物を買うつもりで出掛けた。デジタル放送だろうがアナログ放送だろうがアンテナは同じである。店に行くと二種類のアンテナがあった。八木型のアンテナ$${^{*2}}$$で素子数が14本のものと20本のものである。数が多い方が感度が良いので、20本の方$${^{*3}}$$を買った。アンテナの長さは1.5mぐらいある。やはりこれだけ大きいと天井からぶら下げたとしても室内設置には無理がある。

 地元の送信アンテナ$${^{*4}}$$の大体の方向に向けて屋根裏の$${^{*5}}$$に載せた。末の娘$${^{*6}}$$と携帯電話で通信しながらテレビジョン受像機の受信感度が最大になるような方向や位置を探した。調整に使ったテレビジョン受像機はシャープの液晶テレビ$${^{*7}}$$である。これの受信感度の数値はどの局も大体70~80程度$${^{*8}}$$になった。送信アンテナから家までは直線距離で20kmぐらいである。屋根裏にアンテナを設置してこれくらいの数値が出れば十分であろう。

 アンテナは、家で余っていた園芸等で使う棕櫚縄(しゅろなわ)$${^{*9}}$$で結わいて梁に固定した。

*1 20100322 地上デジタル放送の直接受信
*2 アンテナといったら八木アンテナが有名 - 松本 秀守 - コラム [All About プロファイル]
*3 地上デジタル放送受信:マスプロ電工 U204G
*4 瀬戸デジタルテレビ放送所|名古屋地区 地上デジタル放送
*5 リフォーム ホームプロ/なるほど発見!和の住まい/第1回 梁って何?
*6 20091210 末娘の戸締まり
*7 20071231 テレビジョン受像機の水洗い(8)
*8 D_signal_test.jpg
*9 エルモ園芸棕櫚縄・シュロ縄・棕櫚縄・垣根縄

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