
20090830 二十八年前の日蝕観察
実家に帰ったら、懐かしい写真があった。二十八年前に弟$${^{*1}}$$と二人で行った日蝕観測の写真$${^{*2}}$$だった。庭先に三脚を立てて、それに双眼鏡を固定させて太陽の像を投影$${^{*3}}$$していた。先月の日蝕観測には天体望遠鏡を使った$${^{*4}}$$。記憶では二十八年前も天体望遠鏡を使った様な気がしていたが、実際に使ったのは双眼鏡だった。
1981年7月31日、この時の皆既日蝕は旧ソ連で見られた$${^{*5}}$$ようだ。日蝕帯は樺太を通過しているので、日本では部分日蝕が見られた。実家のある愛知県では一時十二分頃に55%隠れた$${^{*6}}$$ようだ。意図的に写真に写し込んである弟の腕時計を見てみると一時七分頃を示している$${^{*7}}$$ので、写真はほぼ一杯に隠れた時の撮影だった。
*1 20090301 田畑彦右衛門
*2 File1956.jpg
*3 File1952.jpg
*4 20090722 日蝕観測
*5 NASA Eclipse Web Site SEatlas1981.GIF
*6 1981年7月31日の日本での日食現象
*7 File1956M.jpg