20040927 篆書の苦労
書道家の字について書いた$${^{*1}}$$時、楷書で見慣れた字を篆書で書くとどうなるか、という例$${^{*2}}$$をいくつか掲げた。最初はweb上でそういった篆書を探していたがなかなか見つからない。
たまたま手許に「五體字鑑」という一つの漢字に関して楷書、行書、草書、篆書、隷書$${^{*3}}$$の五つの字体をまとめた本があったのでこれを参考にした。
掲載されている文字をスキャナで読み込めば簡単に篆書の例を出すことができるが、著作権$${^{*4}}$$が気になった。書籍に掲載されている著作物をそのまま転写して掲載するのは、著作権者に対して権利の侵害になりかねない。活字の場合、創作性はあるものの汎用性もかなり高いので部分的な転載が問題になるかどうか$${^{*5}}$$は微妙である。書体の見本である場合は、明らかにその文字自体に創作性があるので許可なくそのまま転写するのは御法度である。その文字を書いた人がとうの昔に亡くなっていれば問題ない$${^{*6}}$$が、死亡してから50年経過するまで権利は保護されるので、注意が必要である。
そういうことなのでスキャナでパソコンに取り入れた画像に対してなぞり書きをして篆書の事例$${^{*7}}$$を作った。タブレットと呼ばれるペン式の入力装置$${^{*8}}$$や常用しているトラックボール$${^{*9}}$$を使ったが、書くのに苦労した。
書道ソフト$${^{*10}}$$がある。これを使えばそれらしく書けるのだろうか。
*1 20040601 筆の誤り
*2 bi.gif
*3 Government Information Office, Republic of China (Taiwan) 書道
*4 社団法人 著作権情報センター
*5 chokusai.jpg
*6 20021011 著作権
*7 hou.gif
*8 wacom | ペンタブレットホームページ
*9 20040531 起動不能状態
*10 マック 書道山水
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?