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20020210 インターネットアーカイブ

 雑記草文中のリンク切れ$${^{*1}}$$を確認するために、時々昔書いた記事の中のリンクをクリックしてみる。新しくリンクを設定したり、リンクを見直してから半年も経たないうちにリンク先がなくなっていることがよくある。

 個人が運営するサイトは数ヶ月で消失する可能性が非常に高い。更に日本の個人サイトは西洋の個人サイトよりも寿命が短い気がする。記事を書く際、個人サイトのURLによく使われている「~$${^{*2}}$$」記号があると、反射的にリンクの設定を避けてしまう。出来るだけドメイン名に「co.jp」「go.jp」「ac.jp」が付いているところを設定するようにしている。個人でない方が寿命が長い場合が多い。

 それでも消えていくサイトは沢山ある。知りたい用語の説明が要領よくまとめてあるサイトが消え去ってしまうのは非常に惜しい。しかしサイトの情報を消去するのは管理者の自由であるから、これはどうしようもない。

 ところがweb上に存在したファイルを保存してそれを公開している$${^{*3}}$$所がある$${^{*4}}$$ことを知った。私はこのサイト$${^{*5}}$$のこのページ$${^{*6}}$$で知った。著作権の他様々の問題を孕んでいる可能性があるという指摘があるが、この雑記草を運営する上では誠に都合の良いサイトである。

 例えばこの記事$${^{*7}}$$はアメリカ合衆国の国旗の変遷について書いたものである。当時、かなり苦労して米国の国旗に関する詳しい記事を見つけたのだが、現在はそのサイトが完全に消失してしまっている。

 しかしこのページで検索すれば$${^{*8}}$$ちゃんと出てくる$${^{*9}}$$。

 便利である。リンクが切れても別のページを苦労して探す必要がない。そして改めて設定したそのリンク先が消えることはもう暫くはないのである。国立国会図書館$${^{*10}}$$のインターネット版$${^{*11}}$$のようで雑記草にとって非常に都合がよい。

*1 20010413 切れたリンク(2)
*2 20010627 チルダとスワングダッシュ
*3 過去5年間の100億ページものWebページを保管したWebアーカイブが公開
*4 The Internet Archive: Building an 'Internet Library'
*5 Gabacho-Net
*6 Gabacho-Net きまぐれノート インターネットアーカイブサービスの問題
*7 20000913 星条旗の星
*8 Wayback Machine
*9 Clickable map of the United States
*10 国立国会図書館-National Diet Library:トップページ
*11 国立国会図書館法

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