20050407 映写スクリーン
幻燈大会用の映写幕を買った。「幻燈大会」というのは私の家の中などで行うスライド上映会$${^{*1}}$$のことである。家族の写真の殆どはスライド写真$${^{*2}}$$なので、みんなで見る時は幻燈大会を開催する。
これまでに映写幕を二本買ったことがある。何れも親戚や知人に家でスライド上映会$${^{*3}}$$をやって、幕だけ持って帰るのを忘れてそのままになっている。今度、またそこでスライド上映会をやる時に使えるからそのままにしてあるのだが、次回の機会は数年以上ない。
映写幕がないので、障子や白い壁に映像を映して見ていた。ある時期はベニヤ板に白い布をスプレー接着剤で貼り付けてそれを映写幕にしていたこともあった。
やはり専用の映写幕に投影した方が綺麗に見えるので、市販の幕を買うことにした。今までの二本は数千円の廉価版の映写幕であった。今回は高級品を買おうと思った。
映写幕の生地には色々種類$${^{*4}}$$がある。光の反射の仕方で拡散型、回帰型、反射型に分けられる$${^{*5}}$$らしい。回帰型、反射型は反射率が高く、拡散型は低い$${^{*6}}$$。回帰型は光をそれが来た方向に反射させる性能があるため反射率が高い。そのかわり視野角が狭い。拡散型は光をそれが来た方向に関係なく方々に反射させるので反射率は低いが、視野角が広い。一般家庭で見るのだから視野角はあまり問題にする必要はない。
今までは反射率の低い拡散型の生地の幕を使っていた。これでもそれ程問題はないのだが、今度映写幕を買う時は反射率の高いものにしようと考えていた。
今回買ったのは回帰型の生地の映写幕$${^{*7}}$$である。使用する都度壁に掛ける形式のものを買った。画面の大きさは150cm四方である。16000円程だった。通信販売$${^{*8}}$$で購入した。
夜の宅配便で届いたので、その直後に幻燈大会を開催した。今までの映写幕よりも、確かに映像が明るいような気がする。
*1 20020502 美人地蔵
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