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20091107 ローマ字文読み上げサイト

 便利なサイトを見つけた。ローマ字の綴りを英語やフランス語で読んでくれる$${^{*1}}$$。単語だけではなく、文そのものも人が読んでいる様に読み上げてくれる。言語の種類は英語、米国英語、インドの英語、ラテンアメリカのスペイン語、ドイツ語、フランス語、カナダのフランス語。単に発音の法則$${^{*2}}$$に従って読むのではなく、例外的な読み方をする綴りも正しく読んでくれる。例えば「island」は「アイランド」と読むし、「gaol$${^{*3}}$$」は「ジェイル」と読む。一番長い英単語と言われている「pneumonoultramicroscopicsilicovolcanoconiosis$${^{*4}}$$」もちゃんと読んでいる、ような気がする。デタラメな綴りを入れると適当に読んでくれる。子音が連続すると文字そのものを「b」なら「ビー」とそのまま読む。

 このサイトでは、恐らく、その言語を使う人が見知らぬ綴りの単語を読むときの標準的な発音が再現されるようになっているのだろう。そこで「ゴトウ」を入力してみた。ゴトウをローマ字で表記する場合、「Goto」「Gotoh」「Gotou」の三種類が考えられる。私は「Gotoh」を採用している。その理由は英米人が読んだ時に「ゴトウ」に一番近く聞こえる綴りは「Gotoh」と確信している$${^{*5}}$$からだ。見知らぬ単語を読む時は、既知の綴りが含まれていればそれに従って読むはずだ。「Gotoh」はgetの過去分詞「got」と「oh」との組み合わせなので、「ゴットオー」と読むだろう。

 「goto」「gotoh」どちらでも殆ど変わらなかった。「gotou」だと「ゴトゥー」になって宜しくない。英語以外はどうか。フランス語では英語と同じ様に「gotou」は「ゴトゥ」になってしまう。スペイン語ではむしろ「gotou」が「ゴトー」ではなく「ゴトウ」と発音されるので日本語にかなり近い。

 まぁ、日本語の名前だからローマ字でどう綴ろうがどうでも良い。字数を節約するなら「Goto」である。私の場合は「Gotoh」を採用していて、自分の名前のローマ字表記は全てこれで通しているので、これが正しい$${^{*6}}$$ことになる。

*1 AT&T Labs Text-to-Speech: Demo
*2 英語の文字と音のルール、フォニックスとは - [子供のための英語]All About
*3 gaolの意味 英和辞典 - goo辞書
*4 20001019 長い単語
*5 19991103 GotohとGotou
*6 20050414 新しいローマ字表記法

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