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20091206 披露宴のエンドクレジット

 知人の結婚式と披露宴に出席した。非常に凝った披露宴で、料理も大変素晴しかった。宴が終わりかけた時、会場に終わりを告げる映像が映し出された。映画やテレビジョンドラマの最後のように、映像を背景に本日の出席者の名前が映し出された。背景となっているその映像は本日の結婚式と披露宴との主要な場面を数多く組み合わせて作られていた。つまりつい先ほど撮影された映像を直ぐさま編集して、その場で上映したのである。

 凄いなぁ、と思いながら見ていたが、そう言えば私は十年以上前に似た様な商売を考えていたことがある。上映する様な映像ではなく、結婚式や披露宴などで写真集をその場で作って配布するというサービスである。当時はデジタルカメラやパソコンでのカラー印刷が出始めた頃で、まだフィルム写真が健在だった$${^{*1}}$$。だから数十分前の場面が写真となってしかも製本されて渡されれば、驚かれると同時に相当喜ばれるに違いないと考えていたのだった。主催者側からの需要は十分ある筈だから、商売になるだろうと思っていた。

 今日、動画の編集は非常に容易になった$${^{*2}}$$ため、このような映像編集サービスが可能になったのであろう。久々に披露宴に出席したので、あの様な演出に感心したが、どうも最近の結婚式披露宴ではよく取り入れられている$${^{*3}}$$らしい。


*1 20061013 リバーサルフィルムの現像
*2 リニア編集とノンリニア編集
*3 結婚式演出アイテム メッセージビデオ | アートディレクトコーポレーション

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