見出し画像

20070625 スライドフィルムの現像

 いつもスライドフィルム$${^{*1}}$$の現像を頼んでいた店が潰れた。

 スライドフィルムはリバーサルフィルム$${^{*2}}$$とも言う。フィルムの画像の色は、通常のフィルムのように反転していないでそのままの色になっているから「reversal$${^{*3}}$$反転」と名付けられている。通常のフィルムは「ネガ(negative)、陰画」と呼ばれるのに対して、スライドフィルムは「ポジ(positive)、陽画」ともいう。

 半年ほど前、件の店で現像を頼んだら、少し前まで二、三日で仕上がってきたのが一週間ぐらいかかるようになった。フィルム現像の需要が激減$${^{*4}}$$して、現像所の回収の頻度が低下したためである。この時考えたのは、その店でのスライドフィルム現像の取次はなくなってしまうかも知れないので、他の取次店を探さなければならない、ということだった。

 結局、スライドフィルム現像取次だけではなく、店そのものが潰れてしまった。フィルムを三本持って現像を頼みに行ったら店が閉まっていた。開店時刻は過ぎているのに変だなと思いながら横にある郵便受けを覗くと「業務を停止します」と書いてある。

 少し離れたところにもう一軒写真屋があるので、そこで現像することにした。やはり一週間ぐらいかかるという。スライドフィルム現像はどうなるのだろう。

*1 FUJIFILM | パーソナル製品 | フィルム/カメラ | フィルムカメラ | スライドプロジェクター | スライドプロジェクター アカデミカ
*2 FUJIFILM | パーソナル製品 | フィルム/カメラ | フィルム | リバーサルフィルム
*3 re・ver・sal - goo 辞書
*4 20061013 リバーサルフィルムの現像

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?