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20021019 avion
フランス語で飛行機は何故「avion」なのだろう。
英語で飛行機を表す単語「plane」の語源は飛行機の「翼が平ぺったい$${^{*1}}$$」ことからである。空を飛ぶ乗り物は飛行機の他に飛行船や気球があったので、それらと区別するために出来た言葉のようだ。日本語のような「flying machine 飛行機」という言い方では「空を飛ぶもの」全てが含まれてしまい、そのものを限定して表す適切な言葉にならなかったのかもしれない。
他の言語では何という$${^{*2}}$$のだろう。ドイツ語では「Flugzeug 」で「飛行機械」、イタリア語、スペイン語は「aeroplano」で「飛行平面」、中国語$${^{*3}}$$は「飛机」、ポルトガル語は「avião」となっている。ポルトガル語とフランス語とが「avi-」という形になっている。
「avion」はラテン語の「avis鳥」が語源のようだ。この言葉を作った$${^{*4}}$$のはフランスのClément Ader$${^{*5}}$$らしい。1897年に作った飛行機に「Ader Avion$${^{*6}}$$」と名前を付けいている。
Clementの「Avion」はライト兄弟の飛行機$${^{*7}}$$よりも前に作られた$${^{*8}}$$ので「飛行機の父$${^{*9}}$$」と呼ばれているらしい。
*1 20020208 plane
*2 AltaVista - World / Translate
*3 Yahoo! China Dictionary
*4 TEMPORARY EXHIBITIONS AND CULTURAL ACTIVITIES : expo 2
*5 Clément Ader
*6 FLYING MACHINES - Clement Ader
*7 Wright 1903 Flyer - Milestones of Flight
*8 Early Flight - Exhibition Home Page
*9 乗り物はじまり物語 其之九 飛行機の巻 2