20030904 破裏拳ポリマー
「破裏拳ポリマー$${^{*1}}$$」というアニメーションのDVDを買った。幼少の頃、一所懸命見ていた。DVDとして発売されていることを知って、すぐに買った。
探偵事務所で見習い探偵として働く鎧武士(よろい たけし)こと破裏拳ポリマーが主人公の物語である。普段は格好の悪い武だが、強化スーツで身を包んだ破裏拳ポリマーに「転身」すれば、世の悪人たちを空中拳法で次々と倒していく。この拳法は「マトリックス$${^{*2}}$$」を彷彿とさせるくらい格好いい。
単に変身するだけではなく、ポリマー$${^{*3}}$$に転身した状態で、更にジェット機や潜水艦など様々な乗り物に変身することが出来る。ポリマーとは「重合体」$${^{*4}}$$という意味だ。確か、強化スーツがポリマーで出来ていること、色々な姿が重合していることからそう名付けられたという設定であった。
探偵事務所の「車錠(くるま じょう)」、事務所の大家の「南波テル(なんばてる)」、犬の「男爵」、国際警察庁長官の「鬼河原虎五郎」が主な登場人物である。鬼河原の行方知れずの息子は鎧武士という設定になっている。車錠の声は青野武$${^{*5}}$$で、アニメーションの登場人物の顔姿と声とがこれほどぴったりしている例は他にないと思われる。青野武はモンティ・パイソン$${^{*6}}$$のMichael Palin$${^{*7}}$$の吹き替え役としても有名である。
大人になって改めて破裏拳ポリマーを見てみると、結構お色気が満載であることに気付く。南波テルは妙齢の女性だが、下着の場面や素っ裸に近い状態になった場面が時々出てくる。特に乳房が出てくる場面は多いような気がする。しかも桃色の乳頭$${^{*8}}$$がちゃんと描かれているのである。
そんなお色気場面のことなどすっかり忘れていたが、一所懸命見ていた理由の一つがこれだったと今思うと少し恥ずかしくなってきた。
*1 タツノコプロダクション 作品紹介1974-1975
*2 19990826 見たい映画
*3 20000501 オブライエンの法則
*4 20001017 益島博士
*5 青野 武 | 株式会社青二プロダクション
*6 19990728 ヴィレッジヴァンガード
*7 Michael Palin's Hemingway Adventure Michael Palin
*8 乳頭温泉郷へようこそ~乳頭温泉組合
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