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中学受験について思うこと


コンニチハ(^ー^)ざっきぃです。

中学受験について思うこと

を語っていきます。

まず、知らない方のために中学受験生が
一体どんな生活を送っているのかお伝えしますね(^ν^)

中学受験生(6年)※あくまで一例です

6:30 起床 朝食 学校の宿題
7:30 学校へ
16:00学校から帰って来る 軽食
17:00塾へ
21:30塾終了 帰宅
22:00帰宅 風呂などすませる
23:00就寝

いや、勉強しすぎ!!
ってか塾ながっ!!

っと知らない方なら思ったと思います。
そしてこの感覚を忘れていた中学受験関係者も

まず、小学生が23時にやっと寝られる時間になるスケジュールってどうなんだろうとか思っちゃいますよね。

一応私は幼児期から青年期の子どもの発達・発育を学んできた人間ですが、

どちらの観点から見ても、成長にはよくありません。

だから、私も大学時代、塾のバイトでたまたま中学受験生を持たせてもらうまでは、

子どもにそんなに勉強させるなんて!!

と思っていました。

しかし、その考えはすぐに変わることになります。

ある日、大学の授業が終わって、バイト先に向かおうとしていた私に、先輩からLINEが入りました。

「6年生のOくんが、テストの結果を見て泣き崩れてしまった」と。

その子の家は、父親がいわゆる「昔ながらの人」でかなーーーり子どもに厳しいタイプでした。

その日は算数の授業の日だったので、私が彼を励ますことになりました。

今でも、教室のイスに座ってくしゃくしゃになったテスト結果を持っているOくんの姿が目に焼き付いています。

点数は…まあ酷くて笑

そして、なんて声をかけたらよいか分からなかった私は「どうしてこうなったと思う?」と。

すると彼はまるで再生ボタンが押されたかのように

「僕の努力が足りなかったんです。朝や夜寝る前、勉強する時間があったのにやらなかったのが反省点です」と

黙ってしまいましたよ。笑
なんて言ってあげたらいいんだと。笑
今思えば、塾講師としてはよくなかったのかもしれませんが、心の底から出た言葉が
「大丈夫。あなたは十分がんばってるよ。」
でした。
Oくんは目を丸くしてましたね。
今までそんなこと言われたことがなかったのでしょう。
普段はおちゃらけた感じの子でしたが、真面目な顔が出来る子でもあったので、怒られたら大人の言う通りにできてきたのです。

そしてOくんは
「先生、ありがとうございます。僕、塾が好きで、勉強がんばりたいんです」と言ったんです。

衝撃でした。

いやもうほんとに。

親と塾にがんじがらめにされた子は、勉強が嫌いになる。

そんな偏見が僕にはあったんです。
でもその子は心の底から勉強したいと。
理系の学校に進んで、何かすごいものを発明してみたいんだそうです。

何が言いたいかと言うと、

「中学受験は一部の勉強好きな変態がするものだ」

とか

「小学生にそんなに勉強させてかわいそう」

とか

そんなのは偏見でしかないと思うんですよ。

ただ、親に嫌々やらされているだけで、本当にかわいそうな子も中には存在します。

「家にいると親がガミガミうるさいから、がんばって勉強して寮制の学校に行くんだ。」なんていう子もいました。笑

その子に合った未来を。
Oくんの件で、それが教育者として成すべきことだと悟りました。

みなさんは、中学受験について、
また教育について、どう考えてますか?

子どもは未来です。
今回書かせていただいた内容も私のせまーい知見から私が「思っていること」です。
しかし、これを読んだだれかが、教育について考えてくれるきっかけになればなと願っております。

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