男性育休取得促進に向けた企業の取り組み【リクルートマネジメントソリューションズ】
こんばんは。ざっきーです。
2021年6月の育児介護休業法の改正の一つである「男性版産休」、改正前から同様の制度を独自に社内で構築し、運用していた株式会社リクルートマネジメントソリューションズの取り組みに関する記事を共有したいと思います。
2018年から運用している「妻出産休暇」制度についての概要は記事に記載の通りです。
妻の出産当日または出産予定日からお子さんの満1歳の誕生月末日までの期間で、20日間の有給の休暇を取得できるという制度です。1日単位の取得も可能です。全従業員を対象としており、利用にあたって、入社何年以上という制約もありません。
私としては、この制度において重要と感じることは以下の点です。
①社内ヒアリングを実施し、現場の声を制度に反映している点
②ライフスタイルの多様性を認識し、柔軟に運用できるような制度設計としている点
③制度がきちんと活用され、制度利用者がその下の世代の良いモデルとなっている点
④育児の機会を社外体験の貴重な場と捉え、その経験が価値を生み出すという考え方を持った企業風土ができている点
⑤職場にプライベートを落ち込める風通しの良い社風・環境ができている点
単に制度をつくれば、制度を使う人が増え、男性育休取得促進につながるというものでもないため、きちんと制度を活用していく際に、上記の点は非常に参考になります。
会社の共有スケジュールに「保育園送り」といったプライベートなことを記載でき、周囲も暖かくサポートしている環境は素晴らしいです。
こういった取り組みが結果として働きやすい企業であり、選ばれる企業となり、企業価値が高まるため、法改正での男性版産休の整備を契機に、私の会社も含め、こういった会社が増えていくことを期待します。
今日はここまで。
ではでは。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?