物理法則と人生って共通点があるなぁ、と思った話~摩擦力、慣性の法則~
筋トレ、勉強、ダイエット、など誰しもが継続したいと思っていることがあると思います。
でも、行動に起こすのって難しいんですよね。私もこれまでの人生でそういった経験は数知れず。。。
一方で、苦もなく継続できていることも結構あります。しかも、それを人に話すと驚かれます。それどころか、尊敬のまなざしをを感じる事すらあります(笑)
例えば、毎朝の筋トレ(自宅での自重トレ程度)、23kgのダイエット後の体型キープ、読書、などなど。
思い返してみるとそれらのものってやり始める前はハードルが高くてなかなか開始できなかったのですが、いざやってみると、「あれ、想像してたより簡単にできるやん!」と感じ、継続して習慣になるとやることに対して何のハードルも感じなくなります(むしろ、やらないと気持ち悪く感じます)。
「それって物理法則に似ている」、と思ったのが今回のはなしです。
似ているというのは、
行動を起こす前 = 最大静止摩擦力
行動を起こした後 = 動摩擦力
行動を継続(習慣化)= 慣性の法則
という対応が成り立つと思った事。
摩擦力とは、
です。
例えば、地面に物体が置かれているときに地面と物体の接触面にはたらく
抵抗力です。下のようなイメージです。
この摩擦力、物体が静止しているときは静止摩擦力と呼ばれ、物体が動き
出す直前がもっとも大きくなります。これを最大静止摩擦力と呼びます。
物体が動いているときの摩擦力は動摩擦力と呼ばれ、以下の関係が
成り立ちます。
$${\LARGE最大静止摩擦力 > 動摩擦力}$$
これって、
”やり始める前はハードルが高くてなかなか開始できないけど、
いざやってみると、「あれ、想像してたより簡単にできるやん!」
と感じる"
のと同じです。
・やり始める前のハードル=最大静止摩擦力
・やり始めた後のハードル=動摩擦力
ですね。
次に、慣性の法則です。
慣性とは、
を言います。
つまり、動き続けている物体は、何か止めようとする力が働かない限り、
その運動を続けるというものです。
これって習慣化した後の「やることに対して何のハードルも感じなくなる。むしろ、やらないと気持ち悪く感じる。」と同じです。
最大静止摩擦力と動摩擦力の関係と行動の対比についてはある作家が仰っていて当時は「そうゆうもんかなぁ?」程度の感想だったのですが、その後、それは正しいと思うようになりました。
そして、慣性の法則との対比もつけ加えることができるのではないかと
思い始め、記事にしてみました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また。