【うおぷろ日記】 プロジェクトロゴを作りながら、デザインについて知る
『魚嶋🐟プロジェクト』 (通称うおぷろ)運営のミズカミカズミです。
この「うおぷろ日記」シリーズでは、まだ産声をあげたばかりの魚嶋🐟プロジェクトの運営にまつわる発見や嬉しいこと、葛藤までを率直につづっています。
うおぷろのはじまりに関しては、こちらから🐟🐟
うおぷろでは原画の展示と販売を主軸のひとつにしています。それは、多くの方に魚嶋さんのマッキーでの一筆書きの迫力とユニークさ、質感を味わってもらうことを目標にしているから。
そこでSNSで原画の紹介をしようと思ったときに、
「ウォーターマークを入れる必要があるんじゃない?」
という意見が出てきました。
こうやってnoteを書くときにも、わたしたちの旗印になるだろうロゴ、ほしいよね。
わたしやうおぷろ発起人の持木ユリイカはデザイナーとしての教育を体系的に受けたわけではないけれど、デザインには興味があり、自分たちで色々やってみたいと前から思っていました。
持木さんは会社づとめをしていた時や現在シェアカフェの管理人をするなかで、チラシを作ったりブログバナーを作ったり、アマチュアなりに楽しくデザインをしています。そういえば、高校時代にジャストシステム花子フォトレタッチをお絵かきに使っていたらしい。花子...懐かしい。カレンダーを作るの好きだったんですって。
わたしはといえば、写真をするのでPhotoshopは多少わかりますが、Illustratorを使ってのパス描画や配置や構図にはめっぽう弱く、デザインをしてみる最初の難関を乗り越えるに至っていません。ああ、ギターのFコードでつまづいて投げ出しちゃったことを思い出すな...(遠い目)
デジタルで制作をする上で絶対通るべき道イラレやフォトショには興味がありますが、幅広い機能を「勉強」しようとしてもなかなか身につきません。やっぱり目的があったほうが習熟が早いはず。
とりあえずやってみる、チャンスは生かしていくというスタンスでフリーランス生活を生き残ってきたわたしたちです。心理的ハードルは低く「ロゴつくっちゃおうぜ〜」と、さっそく関わってくれている工芸作家さんたちと一緒にライン会議。新しいことを始めたばかりの凸凹コンビ、初速の勢いはすごい。
アイデア出しまでは良かったものの、デザインを詰めていく作業ってとても大変。「うう....デザイナー職って、なんて地味で大変なんだ...」とうめきながらパソコンに向かっていました。
というのも、どんどん出てくる変更点を横から横から修正しなくちゃいけなくて、しかも細微なレイアウトの配置みたいな、わたしの苦手なことが多かったのです。ピクセルとかdpiとか、タイプフェイスとフォントの違いとか、RGBとCMYKとか...わかんない。一から調べながら、わいわいアイデア出しが進むライングループを横目に地味な作業をしました。正直、ちょっと泣いた。
わたしが苦労した作業も、きっとプロが見たら足りないところはたくさんあるだろうけど、でも色や構成・フォントについて、自分の手を動かしてみて学ぶことも多くありました。
そういうわけで出来上がったのがこちら。
魚嶋さんの線画のおもしろさに合わせて、かくかくした細めのフォントを合わせました。一筋縄ではいかない、凸凹のプロジェクトをカクカク角にぶつかりながらも前にすすめるために、魚に願いをこめて。
やっぱりロゴがあると締まるなあ...。
まだまだデザインやクリエイティブ制作物への理解の解像度が低いかもしれないけれど、自主プロジェクトの一歩としては素敵なロゴになったんじゃないかと思います。
デザイナーさんも今後うおぷろに加わってくれそう。だからプロの助言を得ながらロゴもブラッシュアップしていけるかもしれなくて、そこから見える景色もまた楽しみ。
自分の楽しめることで、自分の視点も耕せるのはとても気持ちがいいな。
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