【愛知チャンピオンシップ準優勝】緑錦えもん徹底解説【BEST32全デッキ対面分析有】
挨拶
はじめまして。ザキオカ(https://twitter.com/Corgi0218)と申します。
普段は宮城県で主にワンピースカードとデジモンカードをやっております。
大変ありがたいことに12/24に行われた【愛知チャンピオンシップ】にて準優勝を勝ち取ることが出来ました。
Twitterにてnoteを書いてほしいとの声を多数いただいた為、今回初めてになりますがnoteを作成しようと思います。
至らぬ点があると思いますが最後までお付き合いいただければと思います。
【愛知チャンピオンシップ】
まず予選は、8-0でオポメント込み予選1位で抜けることが出来ました。
全勝の方が他に3名いたのでオポメント込み1位は完全に運です。
予選で戦った方が頑張ってくれたおかげです。感謝ですね。
決勝トーナメントは、4-1で決勝で負けてしまいました。
準決勝から公式YouTubeチャンネルの配信卓にて試合をすることが出来たため2試合分の動画が残っています。
お時間がある方はそちらも是非ご覧ください。(反響があれば後日YouTubeにて配信卓の解説動画を2つ分上げたいと思います。)
デッキ解説
こちら今大会で使用した構築になります。
以下略称として
リーダー錦えもん→L錦えもん
リーダーキッド→Lキッド
7コストキッド→7キッド
8コストキッド→8キッド
4コストヤマト→4ヤマト
光月おでん→おでん
ジュエリー・ボニー→ボニー
光月モモの助→モモの助
カポネ・ベッジ→ベッジ
とします。
皆さんもご存じの通りL錦えもんは現環境トップクラスのリーダーです。
今大会でも予選抜け最大母数であり間違いなくTier1の一つだと思います。
しかしその反面デッキに入っているカードがほぼ全て研究され尽くされておりかなり対策を取りやすいリーダーでもあります。
ですがやはり序盤の後手1お菊や先2ヤマトはわかっていてもかなりきつい対面が多いためやはりどんなに対策されても2弾環境でTier1から陥落することはないのかなと思います。
1月に宮城CSと東京二次CSが残っていますが、恐らくデッキ母数が一番多いのはやはり錦えもんだと思います。
今回、私が錦えもんを使用した理由が大きく3つあります。
以下有料記事になります。
かなり読み応えのある記事に仕上がってると思いますので是非ご購入いただければと思います。
・デッキパワー
・先手後手の安定感
・マリガン基準が簡単
まず【デッキパワー】ですね。
やはり、前述した通りリーダー効果を駆使した序盤の早出しは対策がほとんどなく相手の事故を一切許しません。
そもそも後攻1ターン目に2コスト5000の効果持ちが出てきて良いわけもなく先行2ターン目に最強レスト効果持ちの6000が出てきて良いわけもありません。
左のコストはきちんと払ってほしいものですね。
それに加え後半の高コスト帯のカードの強さですね。
7キッド、8キッド、おでん
全て性能がイカれてます。
どの色に行っても間違いなくスタメン候補でしょう。
強いリーダー効果に強いカードを入れたらそりゃ強いでしょう。
5割以上勝ちたいなら錦えもん。
今日はこれだけは覚えていってください。
次に【先手後手の安定感】ですね。
カードゲームは太古から先行が有利とされているゲームです。
古事記に書いてあります。
ですが近年、色々なカードゲームで先行有利をなくすべく色々な後攻アドバンテージを公式様が考えていますね。
ワンピースカードだとドン+1と1枚手札が多くはじめられるというアドバンテージですね。
ワンピースカードにおける手札1枚のアドバンテージは非常に高く先行後攻での差がつきにくいとは思います。
しかし、先行の最初にリーダーが殴れることや最初に3.5.7.9の奇数ラインに到達することはデッキによっては何を投げ捨ててでも欲しいアドバンテージだと思います。(主にイワンコフやドフラミンゴ)
ですが、L錦えもんはリーダー効果により左上のコストは払わないので先行後攻があまり関係ありません。
3は2に見えますし、4は3に見えます。
L錦えもんを使った後にLキッドを使うと発作が起きる方は新弾までは一緒にL錦えもんを使いましょう。
勿論、後1お菊があまりにも強すぎるため基本は後攻を選択したいですが、先行が強いカイドウやイワンコフ相手にじゃんけんで勝利した際、躊躇なく先行を取れます。
先2ヤマトはセーフだと思っている方、残念ながら犯罪です。
前述した通り先行2ターン目に最強レスト効果持ちの6000が出てきて良いわけがありません。
また、L錦えもんには7キッドという最強の7コストカードが採用されている為先4で7キッドを着地させることやリーダー起動によるおでんの早期着地など全デッキの中でも最強クラスの動きが出来ます。
大型大会は勝率が90%以上を求められます。
それに対して最終的にじゃんけんに勝つ確率は50%です。
長丁場を戦う大型大会において先手後手の出力の安定はデッキを決定する大きな裏付けになると私は考えています。
次に【マリガン基準が簡単】という点ですね。
よく色々な人にL錦えもんのマリガン基準を聞かれますが、私は対戦相手のリーダーを聞く前に
先行なら【お菊+サーチカード】or【ヤマト】
後攻なら【お菊】
これを教えます。
どちらかというとマリガン基準はカイドウに似ています。
何があったらいいか。ではなく、これがないならマリガン。
これはシンプルで非常におススメです。
たまに【雷蔵】+【ボニーorモモの助】で妥協されている方を見ますが、非常にもったいないです。
公式様が与えてくれた2回のチャンスをフルに使いましょう。
また、今回私が使用したデッキはボニーとモモの助という最強サーチカードがきっちり4枚ずつ入っている為最悪、お菊もヤマトも引けなくてもサーチカードさえ引ければゲームにはなります。
また、大型大会では多く試合をこなすため体力勝負になってきます。
出来るだけ脳のリソースを使わないようにしたいためマリガンは簡単なことにこしたことはありません。
以上がL錦えもんを選んだ大きな理由になります。
明確にこのデッキが使いたいという強い意志がある方以外は私はL錦えもんを非常におススメしています。
前述した通り、【5割以上勝ちたいなら錦えもん】
これは経験や練習量により6割、7割、8割と上がっていきます。
それぐらい現環境では最強のデッキです。
次に、デッキの採用カードについて解説していきたいと思います。
L錦えもんの構築は50枚中32枚ぐらいはほぼ固定であると私は考えているので今回は悩んだ枠の解説を重点的にしたいと思います。
固定枠
桃の助×4(レスト担当サーチ)
ボニー×4(大型・ブロッカー担当サーチ)
ベッジ×4(ブロッカー)
キラー×4(ブロッカー)
お菊×4(最強イカレカードその1)
ヤマト×4(最強イカレカードその2)
イゾウ×4(2000カウンター+レスト)
スクラッチメン・アプー×4(2000カウンター)
以上はデッキの基盤であり枚数を動かすことはないのかなと思います。
では、他の18枚のカードの採用理由です。
【7キッド×4】
このデッキには7コスト以上の大型といわれるカードが3種類入っています。
その中でも一番最初に出したいのがこのカードになります。
4ターン目に【7キッド】と【おでん】どちらを出したらいいのかと良く聞かれますが青対面以外はほとんどの状況で【7キッド】が有効だと私は考えています。
青は7コストにドフラミンゴという41歳のバウンスおじさんと9コストのミホークがいるので処理されたときに大きなテンポロスを生むため使用するときは注意が必要です。
何故、【7キッド】の方が【おでん】より優先されるのか、それは出した瞬間の強さと次ターンからのコスパの良さになります。
【おでん】は再スタンドという最強の能力を持っていますが再スタンドに3ドンを要してしまいます。次ターン再スタンドの為3ドン支払ってしまうと先手の場合、残り6ドンしか残らない為、大型が着地できません。
後攻の場合、残り7ドンの為【7キッド】が出せることからありだとは思います。
参考までに私は今大会【7キッド】と【おでん】が手札にあった試合で【おでん】から出した試合は一試合もありませんでした。
また、出したターンに大きなスキを作ってします為相手の猛攻撃を耐える必要があります。
それに対して、【7キッド】が次ターンに能力を使うために使うコストは1ドン。先行5ターン目に1ドン払っても残り8ドンあるためさらなる大型着地が狙えます。また、【7キッド】は7000の7コストブロッカーであり相手の最後の攻撃を実質7000を強要することが出来ます。コストが7であることも非常に優秀で9カイドウ、4ヤマトの効果範囲に引っ掛かりません。
ゴムゴムのJET銃一枚で取られないことも非常に優秀です。
お玉orゴードンが出てきたら大きく深呼吸をして十字架を切りましょう。
前述した通り一番最初に出したいカードな為4枚の採用です。
【おでん×1】
前述した、【7キッド】の説明であるように一番出したいカードは【7キッド】です。
ですが、勿論【おでん】は最強カードです。
Lキッドが強いのにこのカードが弱いわけがありません。
KO時効果も非常に優秀でKOされたときにデッキのお菊を無償降臨させてくれます。たまにイゾウを出して相手のアタッカーをレストさせることがありますがほぼほぼお菊の方が強いため稀です。
また、KO時効果を発動する際デッキの中身を見ることが出来るため盾の確認が出来ます。
時間制限があるため完璧に確認することは困難ですが、2000カウンターとイベントカードの所在がわかるだけでもかなり有利にゲームを進めることが出来ます。
本当は複数入れたいカードですがこのカードは2枚以上盤面に出すことはほぼありません。
たまに【おでん×2】の盤面で昇天している人を見ますがそういう時は大体【おでん+7キッド】でも勝っています。
むしろ大型ブロッカーがいる分相手ターン中の圧は【おでん+7キッド】の方が強いです。
モモの助という最強サーチカードもあるので1枚の採用になりました。
また、今回は8キッドを2枚採用したためそちらに枠を譲った形になります。
【8キッド×2】
このデッキの隠れ勝利パターンです。
警戒してないところからこのカードが出てくると突然詰みます。
それぐらい状況を打開できるカードになります。
前回の【福岡CS】で緑キッドが優勝した際一躍有名なカードになりました。
1弾環境から遊ばれている方はなじみ深いカードでもあると思います。
このカードの仮想敵は一番は青デッキになります。
青には【8キッド】をパワーでふむ以外の対処方がなく青に対しての明確な勝利条件カードになります。
他の色に対してもこのカードの処理の仕方が甘い方が多く相手の力量次第で突然Extraターンを得るなんてこともザラにあります。
【8キッド】相手には不用意に盾を殴らず手札を増やさせないようにするプレイがセオリーの為、ボニーで回収して相手に【8キッド】をちらつかせて盾を割りにくくさせるという芸当も出来ます。
また、今回イベントカードに磁気弦を2枚採用したこともあり2枚の採用となりました。
【X・ドレーク×3 バジル・ホーキンス×1】
今回、デッキシートを提出するまでで一番悩んだ枠にになります。
【2:2】or【3:1】で死ぬほど悩みました。
【X・ドレーク】と【バジル・ホーキンス】はどちらも非常に強力なカードで、上手く出せると状況を一気に有利に進めることのできるカードです。
【X・ドレーク】は相手の中型アタッカーを処理しつつ6000打点を盤面に残すことが出来ます。
赤ゾロや緑ミラーに対して有効に働くことが多いです。
先行3ターン目に相手の盤面を取りながら6000打点を着地させたり、後攻3ターン目であればお菊に1ドンつけて効果でレスト+【X・ドレーク】の効果で盤面を取りながら6000打点を着地できる動きが非常に強力です。
【バジル・ホーキンス】は、出した瞬間は【おでん】と同じくスキが生まれやすいカードです。
また、【おでん】とは違いパワーが6000でコストも5コストの為相手のゴムゴムのJET銃や4ヤマトなどで処理されやすく登場させるタイミングに注意が必要なカードでもあります。
しかし、盤面に残った際の力は大型以上の働きをしてくれます。
1ドンで相手のキャラとバトルした時に再スタンドする効果を持っており、お菊やヤマトなどのレストと合わせるとことで相手の盤面を根絶やしにすることが出来ます。
では、最終的に何故【3:1】の枚数配分になったのかというと一番の決め手はガード値の有無です。
ワンピースカードは相手のターン中、ガード値がついてないカードやカウンターイベント以外は使うことが出来ません。
どんなに強力なカードでも出すことが出来なければ非ガード値のカードはほとんど死に札になってしまいます。
L錦えもんは強力なカードが多い反面、ガード値の数が少ない傾向にあります。
この手札が1000カウンターだったら…と思った経験は皆さんも多いと思います。
L錦えもんは後半は大型最強クラスのカードを持っており、後半に出すことが多いのは【7キッド】や【8キッド】や【おでん】になります。
それぞれのカードを展開すると5コストのカードはそのターンに使うことはできません。
そうなった際、出来るだけ死に札にならないカードの採用が望ましいと思いガード値がついている【X・ドレーク】の枚数を厚く採用しました。
また、どちらも超新星がついている為ボニーのサーチ対象であり、欲しい時に探しに行けるというのも【バジル・ホーキンス】は1枚でも良いのかなと思った理由でもあります。
【ネコマムシ×2】
2弾になり4ヤマトの出現により少し見かける機会が減ったようにも見えますが強さは健在です。
このカードの出せるかどうかが赤ゾロへの勝率に直結するほど私は赤ゾロや赤緑ローに対して最強のカードだと考えています。
対赤ゾロや赤緑ローではいかに盤面処理を出来るかが勝利のカギになっており【ネコマムシ】は赤ゾロや赤緑ローに対してほぼすべてのカードをレストすることが出来ます。
また、3000打点が盤面に残ることが非常に強く相手の盤面を処理するのに大いに役立ちます。
ミラーでもシステムカードであるボニーやモモの助を殴ることが出来、意外と仕事が多い印象です。
本当は4枚採用したいカードですが、枠がどうしても見つけられなかったため今回は2枚の採用となりました。
因みにワンピースのキャラで好きなキャラランキングトップ3に入るキャラです。
雷ぞう殿は…ご無事です!!!
【雷ぞう×2】
雷ぞう殿はご無事でした。
基本的には5.6枚目のお菊として使う場面が多いのかなと思います。
効果が非常に強力であり手札の枚数が勝利に直結するワンピースカードにおいて1ドローは試合を有利にすすめるには十分すぎる効果です。
しかし、効果の発動条件が自分のレストキャラが2枚以上の為【雷ぞう】単体ではなかなか仕事をしません。
基本的に出してすぐレスト出来るボニーやモモの助とセットで使うことになります。
やはりセットで引かなければいけない点と出したターンは何も出来ないという理由で今回は採用を2枚にとどめることになりました。
手札でたまってしまっても1000カウンターがついている為そんなに邪魔になることはないのかなと思います。
【磁機弦×2・桃源白滝】
緑の最強カウンターカード2選です。
今回はきっちり2種類とも採用しました。
どちらもうまく決まった際に試合を決める力を持っており非常に強力なカードになります。
枚数比率ですが、【8キッド】を2枚採用した為、かみ合わせの良い【磁気弦】の枚数を厚く採用しました。
また、最近増えてきた白ひげに対しても非常に有効なカードになります。
相手が殴ってきた際、4マルコをレストすることが出来、そのまま試合を決めてしまうなんてこともあります。
【桃源白滝】は何といっても【7キッド】との相性が最高です。
ブロッカーが9000になって起き上がるなんて強いに決まっています。
また、同値で殴りにきた相手にカウンターで切りアクティブにしてそのターン中の生存を確定させるという使い方も非常に強力です。
L錦えもんは世間的にほぼ全てのカードを研究されている為カードの存在自体は大体バレています。
しかしバレていても強いものは強いんです。
因みに手札に【磁気弦】と【桃源白滝】持っていないときに1ドンや2ドンを残すという動きは良くやります。
相手からすると持っていなかったら良いなではなく絶対にケアしなければいけないカードの為、対面の実力が高ければ高いほど良いブラフになります。
ブラフをかけるときはあらかじめブラフのドンを分けておくと非常に効果的です。
全て計算だという顔が非常に大切ですね。
以上採用カードの解説でした。
他にも5コストのローや5コストのヤマトなどが採用候補にあがりましたが、今回は不採用となりました。
【5コストロー】
モモの助やボニー回収からのお菊や出し直しは非常に強いですが使っていてあまり欲しい場面が無かったため今回は不採用になりました。
ガード値がついていないのも決め手にかける理由です。
【5ヤマト】
ボルメテウスホワイトドラゴンの継承者です。
効果が決まったらほぼ勝ちです。
決まりません。
出すタイミングが難しすぎます。
私はすごく好きです。
一時期4枚入ってました。
ガード値もついているので高級ガード値としても活躍してくれます。
1枚ぐらい採用したいカードですが今回は不採用となりました。
以上不採用カードの解説でした。
環境デッキに対しての強いカード・立ち回り
最後に、環境デッキに対しての強いカード・立ち回りなどを解説して終わりにしたいと思います。
今回はBEST32に残ったデッキに対しての解説を掲載させていただきます。
赤ルフィと赤緑ルフィは私の経験値が足りず解説を載せることが出来ません。
後日、赤ルフィと赤緑ルフィは記事を追加出来たらなと思っていますので今しばらくお待ちいただければと思います。
おまけに不利対面であるLスモーカーに対しての解説も載せておきますので一緒に読んでいただけたら幸いです。
マリガン基準は前述した通りお菊と4ヤマトを全力で探しに行ってください。例外はありません。対戦リーダーのことは考えません。
いかに相手よりこちらの強い動きを通すかが全てです。
後1お菊、先2ヤマトに全てをかけましょう。
VS【L錦えもん】
先手後手の選択:後攻
キーカード【デッキに入っているカード全て】
環境最大母数でありミラーです。
序盤からボードの取り合いになります。
盾0からのリーサルではなく盾2ぐらいからのリーサルを毎ターンかけ続けることを後半は意識します。
緑は手札が多ければ多いほど強いので不用意に盾を殴りすぎるのは禁物です。
お互い大型に対しての除去がないため早期大型着地をいかに決められるかが勝利へのカギになります。
【8キッド】のことを必ず頭に入れて戦いましょう。
気づいてからでは手遅れです。
序盤のベッジやキラーなどはお菊やヤマトなどにより簡単に処理されるので出来るだけ後半に温存します。
ミラーなのでいかにL錦えもんデッキの理解度が高いかの勝負です。
全てのカードを駆使してやっつけましょう。
VS【L緑キッド・前より型】
VS【L緑キッド・要塞型】
先手後手選択:先行(要塞型かわからない場合、後攻)
キーカード【7キッド】【バジル・ホーキンス】
最近数が増えてきた前よりのLキッドです。
相手の理想ムーブは、
先行2ターン目 お菊
先行3ターン目 X・ドレーク
先行4ターン目 7キッド
マナカーブ通りに投げらるとリーダーの強さで後半押し切られてしまいます。
常磐からお菊や4ヤマトなどを駆使して盤面をとり相手より先に【7キッド】を着地させることを意識して動きましょう。
相手は後手1お菊が出来ない為、喜んで後攻を渡しましょう。
しかし要塞型だと8キッドの早期着地と手札の多さが相手の勝利条件の為、後攻を選択します。
要塞型に後攻を渡したときの裏目がヤバすぎる為デッキの内容がわからない場合は後攻を選択することを推奨します。
Lキッド相手はこちらの【バジル・ホーキンス】が4ヤマトでレスト+上から踏まれるという動きが少ないため、生存率が高いです。
出せるとかなり有利に試合を進めることが出来るので積極的に登場させていきましょう。
VS【L赤ゾロ】
先手後手選択:先行
キーカード【ネコマムシ】【お菊】【ヤマト】【X・ドレーク】【磁気弦】
最近少し母数が減ってきたようにも見えますが安心安定の最強デッキです。
上手く立ち回らないと盾が一気に0になってしまいます。
盾よりも序盤は盤面を取ることに命をかけましょう。
全てのレストカードを駆使して毎ターン相手の盤面を更地にすること目標に立ち回っていきます。
相手の手札の枚数をうまくコントロールし後半は手札を4枚以上与えないプレイを意識します。
先手後手の選択ですが、相手に最速でニューゲートを着地されたくないのと先2ヤマトが後1お菊と同じぐらい強いので私は先行で良いのかなと思います。
3ターン目に出したい【X・ドレーク】を多めに採用しているのも先行が強い理由になります。
後は、【磁気弦】がぶっ刺さります。
ほぼ4コスト以下で形成されているデッキなので【磁気弦】でほとんど2面止まります。
返しに盤面も取りやすくなるため積極的に打っていきたいカードになります。
【お玉やゴードン+ゴムゴムのJET銃】で取られることを怖がって大型を出さない方がたまにいますが4ターン目はできるだけ大型を着地しましょう。
非常に辛いですが、こちらが1枚に対して相手は手札2枚を使ってくれています。
序盤に手札を与えすぎないようにすると1枚1枚のカードパワーが低い赤ゾロは一気にやることがなくなります。
もし処理されなかった場合が強すぎることもあるので、勇気を振り絞って登場させましょう。
VS【L赤緑ロー】
先手後手選択:後攻
キーカード【ネコマムシ】【お菊】【ヤマト】【X・ドレーク】【磁気弦】
愛知CSでも3人の方がBEST32に残っており、1弾から今でも非常に強力なリーダーです。
恐らくリーダー効果は全デッキ中1番強いです。(Lキッドと良い勝負)
大量展開からのリーダー起動と5コストローでありえないコストを踏み倒してきます。
正直相手の手札が100点の場合かなりキツイです。
ですが、やはり後手1お菊が非常に重く
後手1 お菊
後手2 4ヤマト+お菊での盤面処理
が決まればほぼかなり有利に戦いを進めることが出来ます。
【X・ドレーク】【磁気弦】の通りもよく出来るだけ使っていきたい対面です。
混色の為、盾が4枚です。
先行のあげく盾が4枚だと前半リソースがかなり細いです。
盾2ぐらいまでは5000で殴っても盾受してくれることがほとんどなのでリーダーは序盤は5000で叩きましょう。
また、リーダー起動や、5コストローの効果で手札に戻ったカードは覚えておくようにしましょう。
手札に注目してると相手の手札がかなり透けてきます。
注意したいカードと組み合わせは
【お玉+ビスタ】
【お玉+ゴムゴムのJET銃】
【3コストキラー】
【マキノでの1コストパワーパンプ】
【ゾロ+シャンブルズの無限パンチ】
などがあります。
頭に入れて戦いましょう。
VS【Lニューゲート】
先手後手の選択:後攻
キーカード【お菊】【ヤマト】【X・ドレーク】【磁気弦】
大会前から少しずつ注目され始めてきたリーダーです。
BEST32人中7人が使用。
頭には入れてきましたがここまで数を伸ばしてくるとは予想していませんでした。
一見デメリットに見えるターン終了時盾を回収するという行為を逆手に取り序盤手札を温存して後半、【毛皮強化】【ラディカルビーム】で守り切ってきます。
【モビー・ディック号】という最強のステージもあるため後半の火力が異次元であり、なめてると簡単に負けてしまします。
後攻を選択する際のこちらの強い動きを紹介します。
後攻1 お菊
後攻2 ヤマト
後攻3 お菊ドン1+【X・ドレーク】
最近4コストのアトモスが採用されてることがあり【お菊+X・ドレーク】が決まるとかなり強いです。
基本的に相手の顔を殴る打点は6000です。
1点を通すより手数で叩きます。
【おでん】【7キッド】【8キッド】などの大型で殴る場合はドンに余裕があれば10000で殴るのもありだと思いますが基本的には【毛皮強化】【ラディカルビーム】で守られるものだと思って割り切って6000で沢山殴ることをおススメします。
また、後半の盤面が【モビー・ディック号】で火力が増してるとはいえコストは増えていません。
火力関係なしに【磁気弦】で一面止めることが出来ればかなり勝利に近づきます。
相手の次のターン守る気満々のマルコをレストさせることで相手の計算を一気に狂わせることもできます。
いきなり”キング”を取りに行きましょう。
VS【Lイワンコフ】
先手後手の選択:先行
キーカード【ホーキンス】【ヤマト】【8キッド】
私が【愛知CS】で唯一敗北したデッキになります。
全身全霊でじゃんけんに勝ってください。
先行イワンコフのブン回りを止められるデッキはほぼ存在しません。
ですが、それを決めるための要求値はかなり高いためやられたら潔く諦めましょう。
基本的に相手の手札は2枚の為いついかなる時もリーサルを考えて動きましょう。
前半に出てくる【3ドフラミンゴ】や【イナズマ】などのブロッカーは【お菊】や【X・ドレーク】でうまく処理しましょう。
【ホーキンス】を出せるとかなり楽に戦況を支配できます。
【4ヤマト】が【6ルフィ】をレストさせることが出来るためホーキンスと組み合わせると一気に形勢が逆転します。
青なので【8キッド】の刺さりが良いように見えますが相手の火力が基本7000の為+1ドンで8000同値or10000で一生殴られるとかなりきついです。
しかも【6ルフィ】がブロッカーをバウンスしてくるため手札のガード値を相当抱えておかなければいけません。
明確な勝ち筋ではありますが【Lドフラミンゴ】に比べて詰ませる性能はかなり落ちる印象です。
勿論有効な場面が多いので積極的に【8キッド】ルートを目指すのは言うまでもありません。
VS【Lカイドウ】
先手後手の選択:先行
キーカード【ヤマト】【7キッド】【おでん】【8キッド】【鬼々島】
このデッキの最初の分岐点はじゃんけんではなくマリガンになります。
とにかく相手の鬼ヶ島を全て盾の下と山の下の送りましょう。
相手に【鬼々島】を出させないことが一番勝利に近づきます。
もし万が一相手に【鬼ヶ島】を引かれてしまった場合なかなか辛い戦いを強いられますが切り替えていきましょう。
Lカイドウもイワンコフ同様先行でブンまわられたとき手の付けようがありません。
先行ブン回りを回避するため先行を選択します。
【先3での6キング】
【先3先4の連続マゼラン】
【後3でのマゼラン】
【地獄の審判と熱息の選択】
【最速9カイドウ着地】
どれも緑がきつい要素ばかりです。
中でも【後3でのマゼラン】はこちらの先行アドバンテージである、先行大型着地が突然止められます。
これはケアのしようがないので出されないことを祈りましょう。
基本的に序盤は手数で押していき最速で相手の盾を詰め切ること目標に動きます。
【Lカイドウ】は【地獄の審判と熱息】という最強のカウンターイベントを持っている為後半2ドンや3ドン構え得られていると一気に点を詰めるのが難しくなります。
前半にどれだけ相手の盾を減らせるかが勝利のカギになります。
カイドウは7コスト以上の除去を【10カイドウ】しか持っておらず【10カイドウ】を出させるプレイングを心掛けるとかなり有利に試合を運ぶことが出来ます。
【10カイドウ】は非常に強力なカードですが【Lカイドウ】はガード値の強さがイベントカードに集中している為相手のドンが起きていないことは非常にチャンスでもあります。
また【おでん】先に着地できれば【10カイドウ】の動きをかなり縛ることが出来ます。
カイドウは見掛け倒しの手札であることが多く割り切って盾を詰めると以外とあっさり勝てることもしばしばあります。
カイドウ対面は割りきってリーサルにいくことも大切なので恐れずにリーダーを殴りましょう。
また、4ターン目にリーダーで先に盾を殴る行為は絶対に辞めましょう。
【地獄の審判】のトリガーを踏んでドンが突然1減ってしまいゲームが終わることがあります。
必ず大型を着地させてからリーダーを殴りましょう。
VS【Lスモーカー】
先手後手選択:後攻
キーカード【お菊】【ヤマト】【7キッド】【おでん】
黒はうまい事除去を持たれているとかなりきつい対面になります。
ですが、除去に必ず手札を2枚使うため手札の枯れるスピードがかなり速いです。相手の手札枚数を意識しながら戦いましょう。
また、【10クザン】が着地されるとこちらの大型が全て除去範囲内に入ってしまいます。出されるとかなりきついので相手に出させないように【4クザン】や【たしぎ】を丁寧に除去しておきましょう。
カウンターイベント【衝撃波】がかなり強力です。
ドヤ顔で【お菊】を2面立てるとが絶対に一体取られてしまします。
出来るだけ【お菊】は2枚立てず【4ヤマト】と交互に出すようにしましょう。
相手に2ドン起きてるときは必ずお菊から殴りましょう。
大型除去が【サカズキ+コスト下げカード】or【10クザン+コスト下げカード】だけなので積極的に大型着地を狙っていきましょう。
大型除去に【サカズキ】経由で3枚手札を使ってくれればかなりおいしい展開になります。
【4クザン】の除去方法はできるだけ手札に抱えておくようにしましょう。
【4ヤマト】【お菊+X・ドレーク】など
VS【L黒紫ゼット】
先手後手選択:後攻
キーカード【お菊】【ヤマト】【おでん】
意外と浸透していないデッキですが緑に対してありえない強さを誇ります。
なんといっても強いのは【10クザン+リーダー起動】です。
【10クザン】の弱点である出したターンは5コストまでしか焼けないという弱みをリーダー起動で8コストまで焼いてきます。
緑は全カードが8コスト以下なので全て除去対象です。
相手に【10クザン】を着地された返しのターンでリーサルを構えないとかなりキツイ印象です。
デッキに入っているカードにほとんどが【10クザン】着地の為のキャリーカードで構成されており【10クザン】を着地されることに命を懸けてきます。
混色ゆえに、盾が4枚しかないので序盤から盾を詰め相手に【10クザン】を着地させない動きが対策になります。
こちらが後攻を選択しても【うるてぃ】や【ジャック】や【雷鳴八卦】などのドン加速カードが入っている為ほとんど先行でも最速で【10クザン】を着地してきます。
ですが、根本は黒であるため手札消費が激しいので後攻一択の選択になります。
因みに私が今回、愛知CSに持ち込こもうと思ったデッキの一つでもあります。
BEST32の中でも1名の方が使用しており一考の余地はあると思います。
BEST32の方のレシピを拝見しましたが、私の構築とはかなり違う構築でした。
もし黒紫ゼットの構築が知りたいとうご意見があればそちらもnoteで公開したいと思いますのでTwitterにてリプやDMを頂ければと思います。
環境デッキに対しては赤ゾロと緑にはかなり強く作りました。
事故が少し怖いですがかなり強いと思います。
以上BEST32に残ったデッキの解説でした。
その他の対面の解説も欲しいという声をいただければ随時解説を追加していこうと思いますのでTwitterにてリプやDMをください。
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回初めてのnote執筆になりましたがいかがだったでしょうか。
長くなってしまいましたが年明けに【宮城予選】【東京予選】を残している皆さんに私から少しでも力になれば思い執筆させていただきました。
大型大会は実力や練習量はもちろんですが、一番はメンタルの勝負だと思います。
私が言うのもおこがましいのですが【愛知CS会場】で一番メンタルが強かった自信があります。
それぐらいのメンタルを持って皆さんにもぜひ本番に臨んでいただければと思います。
この度は記事をご購入いただきありがとうございました。
何かご質問があれば時間がある時に順次お答えさせていただきますのでいつでもリプやDMで聞いていただければと思います。
宮城県仙台市内のスタバであれば結構な頻度でいるので声をかけていただければフリーなどもご一緒させていただきます。
もしよろしければ、Twitterにて記事を拡散またフォローしていただけると今後の励みになります。
今後お声をいただければYouTubeでの解説も考えていますので皆様のご意見をお持ちしております。
それでは皆様良いお年をお迎えください。
ありがとうございました。
全国大会頑張ります。
スペシャルサンクス
一緒に仙台から愛知まで行き一緒に戦った友人N
仙台で丸2日間調整に付き合っていただいた友人T
応援していただいた全ての方々
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?